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本日の読書

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読書中に湧き上がった「これ、誰かに伝えたい!」を1000文字以内にまとめています。テーマはノージャンルで、完全に自分の趣味です。通常記事をアップしない日に更新します。
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2024年3月の記事一覧

本日の読書 #031 「言文一致体」

参考書籍:『つまずきやすい日本語』 飯間浩明 第二章  時間が理由で起こる「つまずき」 よ…

本日の読書 #030 「ドーパミンとパーキンソン病」

参考書籍:『スマホ脳』 アンデシュ・ハンセン 第三章 スマホは私たちの最新のドラッグであ…

本日の読書 #029 「木製製品と炭素隔離」

参考書籍:『森林に何が起きているのか』吉川賢 第五章 これからの森林管理──林業が拓く森…

本日の読書 #028 「site: .go.jp」

参考書籍:『頭のいい人が話す前に考えていること』 安達裕哉 第八章 「客観視」の思考法 …

本日の読書 #027 「マイクロプラスチック」

参考書籍:『プラスチックとごみ問題』北原義昭 マイクロプラスチック。 「直径5mm以下のプラ…

本日の読書 #026 「消えていく職人たち」

参考書籍:『ナショナルジオグラフィック』2024年1月号 消えていく職人たち。 イギリスのステ…

本日の読書 #025 「ミラーニューロン」

参考書籍:『学びとは何か』今井むつみ 第五章 熟達による脳の変化 より ミラーニューロン。 簡単に言えば「他人の動きに反応する脳内回路」のこと。 他人がしたことを、あたかも自分がしたかのように錯覚する。 これは技術的なものだけでなく、例えば相手が悲しい顔をしたときに共感することなどにも役立っている可能性がある。 「もらい泣き」なんかはその典型だ。 子どもたちはこのミラーニューロンによって、親から技術を学び、お友だちから感情を学びとる。 本書『学びとは何か』においては

本日の読書 #024 「“スキ”の客観化」

参考書籍:『客観性の落とし穴』村上靖彦 第一章 客観性が真理となった時代 より “スキ”…

本日の読書 #023 「AIとIA」

参考書籍:『教養を磨く』田坂広志 AIとIA。 ChatGPTが出現してからというもの、人間のAIに…

本日の読書 #022 「認知革命」

参考書籍:『サピエンス全史(上)』ユヴァル・ノア・ハラリ 第一部  認知革命 第二章  虚…

本日の読書 #021 「アファーマティブ・アクション」

参考書籍:『これからの「正義」の話をしよう』マイケル・サンデル 第7章 アファーマティブ…

本日の読書 #020 「的を得る」

参考書籍:『つまずきやすい日本語』 飯間浩明 的を得る。 ずっと誤った日本語だと思い続けて…

本日の読書 #019 「親ガチャとペアレントクラシー」

参考書籍:『ペアレントクラシー「親格差時代」の衝撃』志水宏吉 第一章 ペアレントクラシー…

本日の読書 #018 「言葉に手垢が付く時代」

参考書籍:『教養を磨く』 田坂広志 第二章 科学と宗教の対立を超えて より 言葉に「手垢」が付く時代。 著者によれば、「永遠の」「愛する」「魂の」などといった「香りのある言葉」は、コマーシャリズム全盛の現代において安易なキャッチフレーズに多用されたことにより、 本来それをキレイなまま使っていた詩人たちが、使うのを憚られるようになってしまったのだという。 これを聞いて、私には思い起こされる一つの印象的な言葉がある。 それは私が思春期の真っ只中だった2002年。 槇原敬