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ロゴを完璧に仕上げるためにやっていること

先日、本当に当たり前すぎるけどロゴデザインを納品する前にやっておかないといけないことを図解化して投稿しました。

僕は抜け漏れが出ないように、この当たり前すぎるチェックリストを納品ファイルを仕上げる前の最終調整時に使っています。

ということで今日は

納品の直前にロゴを完璧に仕上げるためにやっていることについて書いてみたいと思います。

納品後に後悔しないように最終調整を抜かりなく行う

ロゴは納品してしまったら基本的には修正をすることはできません。当たり前ですが、さまざまな印刷物等に納品したロゴが印字されていくからです。

お客様に胸を張ってロゴを使用してもらえるようにする為にも

後から自分が後悔しない為にも

最後の最後までしっかりと良いものにしようというマインドを大切にしています。

お客様にロゴデザインを提案し、OKをいただけた後、それをそのまま納品するのではなく、ロゴをより良くするための「最終調整」を行なっています。

ちなみにグリズリーデザインではお客様がお急ぎではない限り、1週間程度「最終調整」のお時間をいただいています。

この納品前の最後の1週間が一番の勝負だと思っているくらいです。

最終調整時のマインドセット

そんな最終調整ですが、上記の3つを意識して行なっています。

③は当たり前の事なのですが人間どれだけ慣れた作業でもミスをする可能性は0%ではないので毎回チェックリストを使っています。

そして特に大切にしているのが①と②になります。それぞれどのように手を動かしているのか下記に書いてみます。

ちなみに最近は①と②は同時並行でやったり、順番にやったりとあまり縛られずにやっています。

①よりよくする

まず1つ目は「より良くする」です。

提案事の状態からもっと良くできないか考えて微調整を繰り返していきます。

お客様にOKいただけたらそれでいいやではなく、ここの形もっとこうした方がいいかもとか、もうちょっとだけ横長にした方がいいかもとか、ここの比率少し変えたほうが綺麗になるかもなどなどを考えて微修正を繰り返していきます。

そして微調整を繰り返すとモニター上では区別がつきにくくなるので、印刷をして壁に貼って、一番いいものをピックアップして、さらにそれを微修正して、また壁に貼って、、、

と自分の中で本当の意味で納得できるまで繰り返していきます。

昔は時間が大量に溶けるので壁に貼るなんてことはしてなかったのですが、印刷して壁に張って眺めると違和感が見つけやすかったり、比較検討がしやすいことがわかり、今では毎回するようにしています。

②虫眼鏡を持つ

次は「虫眼鏡を持つ」です。

小さいからこそ細かい部分まで徹底的にこだわり見た目はもちろんデータとしても綺麗にするようにしています。

ここでは曲線部分などに違和感がないか、錯視調整はできているか、データとしても綺麗かなどなど、かなり細かい部分の調整をしていきます。

これも印刷したものを壁に張って違和感を見つける作業をしています。

そしてそれを直して、再度印刷してまた違和感がないかをチェックしていきます。

繰り返していく内にだんだん書き込みが減っていきます。これが0個になるまで繰り返していきます。


①②を繰り返すことでお客様に提案した時より美しく仕上げるようにしています。

以下は担当させていただいたロゴの最終調整前と最終調整後の写真です。


③チェックする

最後は「チェックする」です。

当たり前の事なのですが人間どれだけ慣れた作業でもミスをする可能性は0%ではないので

チェックリストを使って抜け漏れがないようにロゴデータを仕上げていきます。

当たり前すぎることですが、アウトラインできてない部分がないか再度チェックしています。

デザインを提案する時点で文字をアレンジしていたりするのでここは間違いなく大丈夫なのですが、それでもチェックするようにしています。

文字間も提案時や最終調整で整えているのですが再度違和感がないかチェックします。

図形がずれているなんてことは滅多にないのですが、何かの拍子で実は0.1mmずれてたみたいなことがないように必ずチェックしています。昔、本当にほんの少しだけ何かの拍子でずれていたことがあります。

データ的に変な部分がないかここも必ず何度もチェックしています。

無駄なアンカーポイントがないかチェックすることでデータ的にも綺麗に仕上げるように心がけています。

最後の最後に複合パス化(色が2色以上ある場合はグループ化)をしてロゴデータの完成です。

ということで今日は納品の直前にロゴを完璧に仕上げるためにやっていることについて書いてみました。

もちろん、僕はまだまだなので、もっとこだわってより良いロゴが作れるように目を凝らしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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