松永克輝|GRIZZLLY.DESIGN

お客様の「らしさ」を引き出し「意味のある」ロゴデザインをご提案させていただきます|お客…

松永克輝|GRIZZLLY.DESIGN

お客様の「らしさ」を引き出し「意味のある」ロゴデザインをご提案させていただきます|お客様の思い描くあたたかい未来を形にするお手伝いをしています|日本タイポグラフィ年鑑2024入選|難病(多発性硬化症)|https://grizzllydesign.com

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ブランドコンセプトから考えるロゴデザイン

※2024年2月9日追記 お客様から、「ロゴをつくってもらったが、満足いかない。」「今のロゴを使い続けていいのか迷っている」 というご相談を受けることがよくあります。 事業の状況によっては、大幅にロゴを変更せざるを得ないこともあると思いますが、多くの場合、そもそも本来のありたい姿が不明確であることから迷われている状況に思えます。 このような問題を避けるために、私たちが、普段お客様と取り組んでいてご満足いただけることが多い「ブランドコンセプトから考えるロゴデザイン」のプ

    • ロゴのラフ案をシャーペンだけで考えるのはもったいない

      ロゴデザインでラフ案を考える際に、紙にシャーペンやボールペンで書いていく人は多いと思います。 僕も昔はシャーペンしか使わずにラフ案を書いていましたが、これだと広がりがないなと気付き、お客様によってラフを考える際のアプローチを変えるようにしています。 アプローチを変えることで新しい視点を得ることができ、アイデアが舞い降りてくることにも繋がります。 シャーペンでは出せない表現ができる 世の中には様々な文具があります。また文具ではないけれどロゴを考える際のアプローチとして使

      • ロゴデザインのアイデアの考え方

        昔はヒアリングの後にいきなりロゴのアイデアを手で描きながら考えていました。 でもそれだとアイデアが思いつかない時がよくありました。 そういったことが何回か重なったときにいつでもアイデアを思いつくことができるように、ロジカルに考えるようになりました。 今日は僕がどのようにロゴのアイデアを考えているのか書いてみようと思います。 ヒアリングの後のコンセプト設計が大切 僕はヒアリングの後に以下の手順でロゴのアイデアを考えるようにしています。 この一連の流れをコンセプト設計

        • ブランディングについて学ぶ際におすすめな本2冊

          ロゴデザインのみ担当するのではなく、最近はブランドのコンセプトから一緒に考えさせていただくことが多くなりました。 そのため、少しでもお客様の力になれるように、ブランディング系の本をよく読み、勉強させてもらっています。 今日はさまざまなブランディング系の本を読んできた中で、特に助けられているおすすめの2冊について書いてみたいと思います。 ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと ブランディングのやり方が体系的に学べる本はこれしかない、

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        ブランドコンセプトから考えるロゴデザイン

          フリーランスデザイナーとして圧倒的に助けられたおすすめ本8冊

          これまで、デザインやビジネス本に圧倒的に助けてもらってきました。 おそらくこの記事で紹介する本を読んでいなければ、食べていけてないのではないかと思えるくらい助けられてきました。 今まで何百冊と本を買って読んできた中で、特に助けられている本8冊について書いてみたいと思います。ビジネス系の本が多めです。 ロゴデザインのおすすめ本については以前の記事で書いているので、ロゴデザイン以外の本をこの記事では紹介させてください。 本の紹介と、どういった点でその本が役に立ったのかを簡

          フリーランスデザイナーとして圧倒的に助けられたおすすめ本8冊

          ロゴデザインを制作する際のイラレの技術を高める方法

          ロゴデザインを制作する際に、どのツールを使ってどうやって形にしたらいいか迷います。 僕もそうだったのですが、特に学び始めの時とかは訳がわからない状態になります。 結論を言うと「手を動かしまくる」ことが、上達の道だと思います。が、、、 闇雲に手を動かしてもあまり意味がないと思ってもいます。 今日はロゴデザインを制作する際のイラレの技術をどのようにしたら高めることができるのか書いてみたいと思います。 超一流のロゴデザインを題材に研究させていただく 先ほども書きましたが

          ロゴデザインを制作する際のイラレの技術を高める方法

          失敗しないロゴデザインのヒアリング

          今までロゴデザインのヒアリングを150件以上行ってきました。 駆け出しの時はヒアリングのやり方が悪く、失敗も沢山しました。その度に様々な講義や書籍などを読み漁りヒアリングを改善してきました。(ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと、プレゼン思考、WHYから始めよ、などなど) 当たり前のことですが、ヒアリングはめちゃくちゃ大切で、ヒアリングが失敗するとその後のロゴ制作が全てうまく行かなくなります。 今日は普段グリズリーデザインでロゴ制

          失敗しないロゴデザインのヒアリング

          ロゴを完璧に仕上げるためにやっていること

          先日、本当に当たり前すぎるけどロゴデザインを納品する前にやっておかないといけないことを図解化して投稿しました。 僕は抜け漏れが出ないように、この当たり前すぎるチェックリストを納品ファイルを仕上げる前の最終調整時に使っています。 ということで今日は 納品の直前にロゴを完璧に仕上げるためにやっていることについて書いてみたいと思います。 納品後に後悔しないように最終調整を抜かりなく行う ロゴは納品してしまったら基本的には修正をすることはできません。当たり前ですが、さまざま

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          情報整理することで本質を捉えたロゴデザイン案を考えることができる

          おはようございます。松永です。 昔の僕はヒアリングの後にいきなりロゴデザイン案を考え始めていました。 ヒアリングの後にすぐロゴデザイン案を考え始めていた時期は 案も思い付きにくく、修正も多く、作り直しになったり、、、 とうまくいかないことが多かったです。 先日以下のような投稿をしたのですが、ヒアリングの後にまずは情報を整理した方がいいです。 ヒアリングの後にまず情報整理をするようになってからうまくいくようになりました。 レシピなしに料理をつくるようなもの ある

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          名刺の印刷でオススメな印刷会社さん4選

          お客様に名刺やショップカードのデザインを任せてもらったはいいけど、どこで印刷しよう、、、 とデザインを仕事にし始めた時の僕は思っていました。 今日はいつも満足の行く(期待以上の)印刷をしてくださる印刷会社4社さんについて紹介させていただきます。 僕の過去の印刷実績も参考例として掲載させていただいています。 コスパよく質の高い印刷をしたいなら「グラフィック」 名刺や封筒をはじめ、パッケージやシールなど、一通りの印刷物を注文できる会社さんです。 値段と印刷の質のコスト

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          日本語を使ったロゴ制作の際にめちゃくちゃ助けられている本4冊。

          僕がロゴ制作の時に特に困るのは「日本語のフォント選び」の時でした。 やっぱりロゴデザインをする際、ひらがな、カタカナ、漢字のフォント選びは欧文書体に比べて難しいなと思います。 超ざっくりいうと、アルファベットの方がなんとなくかっこよく見えやすいからだと思います。 今日はそんな日本語のロゴを作る際に僕がめちゃくちゃ助けられた、日本語のフォント(和文書体)の引き出しが増える本を紹介したいと思います。 そもそも0からつくられた和文書体のロゴデザインは少ない ロゴデザインを

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          ロゴデザインのプレゼンは「すべて」を見せる

          ロゴデザインのプレゼンテーションでお客様に喜んでもらえると本当に嬉しいですよね。 僕はロゴデザインのプレゼンテーションでは、完成したロゴだけではなく、制作時に行なった様々な検証もお客様にお見せするようにしています。 自分がやったことを基本的には「すべて」お客様に見せるようにしています。 制作の裏側含め、全てを見せるようにした方が、メリットがあることがわかったからです。 ロゴ制作の裏側を見せないことが「美学」だと思っていた過去 僕もロゴデザインを始めた時からロゴ制作の

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          ロゴデザインの検証は「細分化」することで圧倒的に簡単になる

          「何をどうしたらいいかわけわからん!」 と、昔ロゴデザインをイラレ上で検証していく際(作り込んでいく際)になっていました。 今日はロゴデザインの検証をする際に「何をどうしたらいいかわけわからん」となることを減らすために僕がやっていることを書いてみようと思います。 ロゴデザインをいきなり完璧に作り込もうとしたり、一気に全部を検証しようとすると、僕と同じように何をしたらいいか訳がわからなくなって手が動かなくなる人におすすめのやり方です。 ちなみに先に結論を言ってしまうと、

          ロゴデザインの検証は「細分化」することで圧倒的に簡単になる

          ロゴデザインのヒアリングで聞けばいいことは、大体この本に載っている

          「ロゴデザインの提案がうまくいかない。」 「それって多分、ヒアリングがうまくいってないからだ。」 「その原因って、自分の質問力が足りないからだ。」 「質問力を上げるための勉強をしよう。」 もちろん質問力的な力を上げることはとても大切だと思います。でも質問力は多分ですが一朝一夕で身につく物ではないと思います。 ヒアリングがうまくいかない=質問力をつけないと解決しない だと習得するまでに時間がかかりすぎて、中々ロゴデザインを仕事にできないと思います。 僕自身もロゴデ

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          このロゴデザイン「なんとなく、微妙」を失くすためにやっていること

          おはようございます。松永です。 僕もまだまだですが、ロゴデザインをする際に自分が作ったデザインに対して 「なんとなく、微妙」 と思う経験が誰しもあるのではないかと思います。 僕自身もロゴデザインをしていて「なんとなく、微妙」という壁に当たります。 ただ、その「なんとなく、微妙」と思う経験は昔に比べてかなり減りました。 今日はなぜ、その経験が減ったのか、「なんとなく、微妙」を避けるためにどのようなことをしているのか書いてみたいと思います。 「なんとなく、微妙」とな

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          デザインにおいて生まれつきのセンスってそんなに関係ない

          「大丈夫。デザインにおいて生まれつきのセンスってそんなに関係ないよ。」 デザインセンスがないからデザインの仕事は諦めた方がいいかもしれないと考えていた過去の自分にそう言いたい、と思ったので以下のようなツイートをしてみました。 デザインの仕事に憧れるのであれば、デザイナーを誰しもが目指していいのはないかと思っています。 僕はまだまだすぎるので、偉そうな口を叩く気は一切ないですが、それでも昔よりは遥かに良い物が作れるようになったと自分でも思えます。 今センスがなくたって、

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