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働く人、全員が独立して活動する時代に??

今月、インスタに投稿した2020年に入ってから感じたことテーマに、①から深掘りしていきます。

①「組織への所属意識からコミュニティの細分化」

よく友人とお酒の席やカフェでの会話で、「俺の会社はさー」とか、「私の職場は」などの切り出しで話している内容を耳にしたことあると思いますし、ご自身も使ったりしたことはないでしょうか?
ごく普通のサラリーマンが言う「俺の会社」という単語は、「俺が所属している会社」と常日頃、自動解釈され、当たり前のように使われていますよね。
ただ、これからは組織(企業)への所属意識は薄くなり、その言葉の意味が今までのように解釈されなくなる。というより、”ちゃんとした”意味で「俺の会社(仕事)」はという表現で使う人が増えてくるということです。(ちゃんとしたを解説すると、『全然』という表現をたまに『全然すごい』と使うとこがあるが、本当は『全然すごくない』と表現するのが正解。w)

ということは、これから一人一人の個のスキルアップや独立心が芽生えるということです。むしろ、それがないとやっていけない時代になると確信しています。もし、まだそのような考えや準備をしていなかったとしたら、改めた方がいいし、何かしら今動くべきタイミングです。

なぜかというと、理由はいつくかあります。

1つ目はリモートワークの促進です。この記事は2020年3月1日に書いてます。現在、いろんな企業がコロナウイルス感染の対策として、リモートワークを推奨しています。そうなると、わざわざ会社にいくということがなくなるので、必然的に所属意識は薄まっていくでしょう。また、出勤時間が浮くのと、周りの人の目を気にせず仕事ができるので、与えられた仕事をやり遂げたら、他の仕事も請け負うとこができるメリットがあります。

2つ目は、終身雇用制度の崩壊です。トヨタの豊田社長はじめ、経団連の会長も2019年の会議にてメディアに対し、この内容に関する発言がありました。国も今までのように国民を守ることができないということで、年金問題に対して明言することは避けつつ、少しずつ国民に年金が足りないという問題を意識づけているように思えます。だから、働き方改革ということで、副業できる環境を整えようとしていると。それが、いよいよコロナ対策として、リモートワークの促進と合わさって現実的になっています。

この上記の2つでも十分な理由ですが、3つ目は、経済的な不況です。僕は、今はもし、オリンピックの開催がなくなったら?と考えています。もしそうなったら、これは日本が戦後の日本と同じ状況になるくらい悲惨なものとなるのは目に見えています。そうでなくとも、今は、全体的に株価が駄々下がりの現状。現在、年収400万円以上もらっているサラリーマンも間違いなく下がっていきます。

以上の理由から、まず動き始めるのは企業側でしょう。リモートワークができるように仕組み化をこれから計画していくでしょうし、それはオリンピックが閉幕してから、動きが加速していくと思います。

そうすることで、サラリーマンの被雇用者に出社、出勤という概念がなくなり、クラウドソーシング的な形で仕事ができる訳ですが、そうなると今の給与制度も確実に変わります。しっかり働いた方(成果を上げた方)には、「結果に見合った分の報酬が支払われ、そうでない方には与えない。」そんな制度に切り替わっていくかのは間違い無いでしょう。また、企業にとってもその方が効率的で、組織がどんなに増えてもしっかりとその企業にとって功績を上げるのは2割の社員。ということは社員数10,000人の大企業だったら実質2,000人の方々がその企業に対して功績を上げる人ということです。*この理論についてパレートの法則をご参照ください。

しかし、サラリーマンだと給料としては全体で平均化を取られてしまうので、頑張っている方が損をする仕組みでした。これがより成果報酬型より切り替わっていくでしょう。*これについては最後の部⑧の「効率性とサステナビリティ」で更に深掘りしていきます。

では、これからリモートワーク(クラウドソーシング型)かつ成果報酬型だからといってずっと一人で仕事をすることになるのか?というとそうではないと。人には得意不得意分野が必ずありますし、一人でできることには限界があります。

それを補う為にできるのがチーム制(コミュニティの細分化)です。

各プロジェクト毎にリーダーを決め、そのリーダーが必要な人材を集め、一人一人の仕事がどこまで進んでいるか、確認できる範囲の小さなコミュニティです。

これは今までの企業の部制とは違い、自由度の高い小さな組織です。今までの部制度は縦組織で各部の部長に最終権限は全て部長に任されており、これやりたいとか、このプロジェクトにこれだけお金を使いたいといった時に毎回稟議を上げて、それも段階を踏んで許可(決裁)貰わないといけません。今考えてもすごく効率の悪いやり方だなと感じていましたが、それが無くなるということ。

TOP画に映画「オーシャンズ11」を持って来ましたが、世界観としては、この映画だなと。あとは、ワイルドスピードやワンピースでも例えることができるかもしれません。*19年前の映画ですが、「オーシャンズ11」是非観て頂きたい。

仕事の自由度が高くなるからといって、全員にとってラッキーかというと、多くの方にとってはそうではない状況になると言えます。なぜなら、仕事が早く、確実に成果を上げるチームにプロジェクトは集中するからです。そのようなチームは重要なプロジェクトも任せられることになるので、報酬も高くなるでしょう。

全員がなるべく報酬の高い仕事に携わりたいと思うでしょうが、その為には一人一人が独立心を持ち、自分のスキルや経験値を上げていく必要があります。

なぜなら、自由度が高い、ということは、チームに必要な人材でなければ、いつでもプロジェクトから外すこともできる訳です。また、まずは迎え入れてもらえるような自分にならなければなりません。

少人数制になる分、一人一人のスキル知識はこれまで以上に必要となります。

そうしないと、そもそも仕事をしたくても、与えてくれない状況に陥る可能性も。

そうであれば、どのようにスキルや知識を身につけたらいいか?

それが、②の「学びの自由化、平等化」です。今やユーチューバーとして様々なスキルや経験をされて来た方がオンライン上で情報を提供しています。

次の投稿では、「学びの自由化、平等化」におけるメリットと、今後起こりうる格差について記載したいと思います。

それでは、また!






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