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読書という海原

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自分が読んで面白かった本を紹介していきます。 年代もジャンルも関係なく自分の好みでチョイスしていくよ。
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2020年6月の記事一覧

武器としての「資本論」 白井聡

はじめに(私が資本論と距離をとってきた言い訳)資本論をちゃんと読んだことがあったり、まし…

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昭和天皇物語1巻~6巻(連載中) 能條純一

日付を書く欄に”平成”と書き損じることがようやくなくなってきた。令和が始まり一年余りたっ…

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ローカリズム宣言 内田 樹

地方への移住を志向する若者が増えているというのは私自身も肌感覚としてではあるが感じている…

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本物の教養 桜井章一

桜井章一とはこれを読んでいる人の中で桜井章一という人物を知っている人はどれくらいいるだろ…

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老人と海 ヘミングウェイ

珍しく洋書を紹介しようと思う。 ヘミングウェイの作品には「誰がために鐘は鳴る」とか「武器…

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デトロイト美術館の奇跡 原田マハ

みんなでReading at Home vol.14は大好きな原田マハのこの本を紹介します。 天気の良い週末の…

22世紀を見る君たちへ 平田オリザ

Reading at Home vol.13は少女漫画チックな表紙のこの本です。 タイトルと中身が違うんじゃないだろうか?はじめに重要なことを書いておくと、この表紙のような高校生がこの本を読んでも何の役にも立ちません。この本は大学入試制度改革の現状にたいする批評と著者の考える理想の入試のカタチについて書かれた本だからです。 おそらく、私がたまたま塾講師という受験に関係する人間であったために最後まで読むことができただけで、教育関係者以外の方がこのタイトルに釣られてこの本を買

君たちが忘れてはいけないこと 佐藤優

実質的新学期のスタートに寄せて今日は6月1日。多くの児童生徒にとって実質的な新学期を迎え…

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