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 長崎サポ鹿児島遠征2024 Day1

鹿児島へ行ったのは2019年。
この年はあっちへこっちへ旅に出続けることが多く、鹿児島はアイランドホッピングとA鹿児島戦で合計2回行っていました。
鹿児島も長崎も離島があることは共通点ですが、飛行機で巡ることが出来るのは鹿児島の方が多いです。記事の頭にある写真・・・

奄美大島です(鹿児島県ですよ。はい。)

いつものごとく仕事に追われており、現実から一旦リセットしたくなったので5年振りに奄美大島に飛び、その後鹿児島市内に戻って試合観戦する計画となりました。(日程くんが出てすぐにAirを取りにかかった人。JALのタイムセールは乗りたい便が全て対象外だったので早期予約して大正解でした)


人生初のゴーアラウンド JL643 HND→KOJ /JL3729 KOJ→ASJ

出発日は5/16。木曜出発日曜戻り、3泊4日の遠征です。
今日の行程は鹿児島でトランジットして奄美大島泊。
自宅出発時は霧雨。本降りではなくて助かった。駅まで歩いてリムジンバスget。GW明けだったからか、途中立ち寄り地での乗車は思ったより多くなく程よい乗車率でした。(酷い時は増車する路線です)

羽田着。JGCカウンターで手荷物を預けた際、念のためこんなお告げが…
「あまりにも大幅な遅延の場合は鹿児島で次便に振替になります」

以下リンクはJALの国内線乗り継ぎ最低確保時間の一覧です

https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/boarding/onto/

今回、羽田〜鹿児島の往復と鹿児島〜奄美大島の予約は振替不可の往復セイバーで別々に取っていたので振替対応問題なくできるのか? という疑惑がありましたが2019年は少しディレイしたものの接続待ちをしてくれたし、時刻表上の乗り継ぎ時間もクリアしているので一瞬え!?となりましたが、運賃種別に関わらず振替対応頂けるとのことで、ホッとしました。

旅の安全祈願 T1 1Fの航空神社で祈願して手荷物検査場へ
この日のラウンジ飯は世界の山ちゃん監修のお弁当。お野菜がないのは致し方ないのだが、ビールに合う一品です。ビールはもちろんサッポロ黒ラベル。
B767-300 地方路線へ行く中では大きい方の機材です。長崎便も以前は767でしたが今は機材変更がない限り単通路の737-800なので個人的にはガッカリ。767は後継機が発表されたので引退が近づきつつありますが、ワタシはクラシカルな767が好きです。エコノミー2-4-2配列のシートが好きです。

今回は座席指定をした時になんとなくこれが正解なのではないかという直感で珍しく非常口前座席の窓側をチョイス。(但し荷物は収納棚行きなので手元に何を置いておくのかは事前に整理が必要)
アプリからでも出発3時間前から出来る様になった当日アップグレードですが、ファーストは1席空きが出たもののサービス時間少ないからいいやでスルー、クラスJは窓側全滅でスルー、予約通りの席で移動です。

PushBack後の光景。必ず手を振りかえすワタシです。グラハンさんいつもありがとうございます。
久しぶりのD滑走路。雨粒にピントが合うのをなんとか避けて撮影。出発ピークの時間帯だったので2本待機でした。減便が続いた時期に飛行機に乗った時はお休み中の機材があちらこちらに駐機されていて異様な状態ですが、もうその光景はなく。


本日の機内おやつはねんりんやのバームクーヘン。個包装単位で販売してもらえるのはありがたい。ドリンクはアイスコーヒーを選択。夏が近づいてきました。今回の非常口座席はCAさんとのお見合い席ではなかったのでかなり快適でした。(CAさんのジャンプシートは内側の席と壁で隔たれてり飛行中は通路として抜けられる様になっているパターン。そういえば今回気になったのは非常口座席のシェードは離着陸時は必ず開けるようにアナウンスがあったこと。お正月の事故からのアップデートだろうか。個人的にはどこ座っていようが離着陸時はシェードは上げておくものと思っている。)

で、機内おやつを食べ終わる頃、操縦室からアナウンスが入るのですが、「鹿児島空港強風につき着陸をやり直すことが〜」ちょっと待て。ちょっと待ってくれ。風速やばいのか? と思って確認したらこんな状態でした。

そんな話は聞いてないってよ! 何よこの風速13mとか12mって!!鹿児島空港は霧島市にあります。間違えても鹿児島市で検索をしない様に。地名で検索するのが吉。

その話を聴いた後にやったことはただひとつ。とっととお手洗いに行くこと!

着陸やり直し(ゴーアラウンド・略してゴーアラ)になった場合は急上昇して旋回してから着陸態勢に再度入るのですがベルトサインが消灯されることはないはずなので、とっととお手洗いですよ。非常口座席で助かった。ワタシがトイレを済ませた後、5人は並んでいました…

鹿児島のフライトって、雷雨による上空待機が1回、桜島噴火で欠航が1回、なんで鹿児島だけこんなんばっかりなのよ!(詳細は下記のJGC修行からどうぞ)

その後の航路ですが、着陸態勢に入るあたりから横揺れが気になり出し、その揺れが気持ち悪いというか不気味なんですよ。で、空港の敷地が見え出してもなんか高度が違うな…うーん、これは降りれるのかと思った瞬間に急上昇。尾翼の横だったのでエンジン音は凄いわ、急上昇なので窓の外の景色はいつもの離陸時より違う角度でした。人生初のゴーアラ。これで奄美大島への乗り継ぎ便は次便に繰り越し確定です。その後、機長からのアナウンスが入りやり直しでも着陸出来なかった場合は伊丹へ連れて行かれる宣言があり、この時点で当日移動の出張族の皆様はヒヤヒヤするわけですが、こちらとしてはもう笑うしかないわけです。新しいネタなんです。奄美大島の宿は飛行機欠航以外は当日キャンセルNGだし、予約していたSUPは翌日振替出来ないのでおじゃんだし。
その後、上空旋回をして再び着陸態勢に入りました。先ほどより気持ち悪いあの横揺れは少なかったので行けるだろう、降りてくれマジで! と念じながら外の風景を見ていました。

無事に降りた。touchdown! Welcome to KOJ!!
日本時間の表示ではない(UTC)ので日付がおかしいのですが、このフライトのLog。鹿児島空港を一回回って上空旋回2周して再度着陸という。この強風の中で降りることが出来て乗務員の方には本当に感謝です。ありがとうございました。この日の強風でフライトが荒れていたのは地元のニュースでも出ており、もしかして乗っていた便か? という映像が流れていました・・・。

その後、無事にスポットに入って降機となったのですが、乗り継ぎ客は乗り継ぎカウンターへ行く様案内があったので、立ち寄るとすでに新しい次便の搭乗券が用意されていました。ちゃんと窓側確保頂いておりありがたや。一旦外に出て足湯でも入りに行こうかとも思いましたがそんなに時間もなく、再度保安検査受けるのも面倒なので…

ありがとうサクララウンジ。地方空港Verなのでお手洗いはラウンジ内に無い作りですが、ここで一息つけることが出来るのは本当にありがたい。
無事に乗り継ぎ便に乗れました。奄美大島は奄美群島の中心でそれなりに便数はあるのです。(羽田からの直行便もあるのですが本数が少ないので時間帯が合わない時は乗り継ぎが吉。逆に地元の人が使う足としての機材で旅をするのも都内に住んでいると貴重な経験です。JGC修行で本当にそう思った)
行きはJ-AIR(JAL便名で運行。小型のジェット機エンブラエル190と170があり、今回は170)安全のしおりの小型機に関する注意点は着水時。後ろのドアは使えません。さらにボートでもないのよ。スライドに掴まるとか海にそのまま浮いている絵もあるのです。安全のしおりはよーく確認しましょう。

鹿児島〜奄美大島は約1時間のフライトです。ドリンクの提供はなく飴の配布があるのですが、残念ながらJ -AIRオリジナルではなくJALと一緒でした。あの飴170か190が袋にプリントされていて機種別で色違ってよかったんだけどなぁ。隣が空席ということもありさらに快適。100席未満の機材につき収納棚は小さいのですが、座ってる感じは狭いとか、圧迫感がないので過ごしやすい機材です。巡航中一度どん!と下に落ちる様な感覚の衝撃があったのですが前の機との間隔が影響したものとのこと。それ以外は快適なフライトでした。

着陸直前。この海の色が好きでまた行きたいと思っていた地に再び辿り着けたことに感謝。
いまや世界自然遺産。次回があれば最低2泊はしたい…。

到着後、預け入れ荷物は早々に出てくれまして今回の宿を運営しているレンタカー屋に行きチェックイン(というか鍵をもらいに行く)するのですが、電話したら予約が入っていないとか言われるは、事前に車は使えないので事務所は歩いて伺うのか確認したら送迎車使っていいって言われたのに塩対応されるはなんだゴレ。確かにレンタカーが使えないペーパーゴールド免許のワタシですけど、奄美大島の売りはしまバスがある程度カバーしてくれるから車無し人でも動きやすいってところなのでは? と思いながらも行きは送迎車使用させてもらい、帰りは歩きでした。事務所着いたら予約した分ちゃんとプリント出てるし。メインのレンタカーを使っていないので仕方ないのか? と思いながら空港に戻りなんとかしまバスに乗り込むことが出来ました。本数が多いわけでは無くあまり逃したくないのでホッとしましたよ。

おいしいハンバーガーと最高の景色とSUP

初めて奄美大島に上陸した時、あまりワタシは海が好きじゃ無い(関東近辺の海ってこうあまり入りたく無い色で砂はベトベトするし洗うのが面倒)ことから海岸線を散歩するだけでも大満足だったのですが、skiの師匠である彩那さんがオフトレでSUP(standup paddle)をやっていることを見て挑戦したくなり、2度目の奄美大島修行旅のフライトの合間に乗ってみたら海はキレイだし、砂はしつこく無いし、楽しかったのでまた乗りたい、ということで予定を組んで頂きました。しまバスのばしゃ山村からすぐなので、車無し人でも楽にアクセスすることが出来ます。

ハイネケンはノンアルです。これは助かった。
ベーコンチーズバーガー。パテがジューシーで美味しい。ここ5年ぐらいで高価格帯のハンバーガーが増えたこの世の中ですが、これは納得できる。奄美大島へお越しの際はぜひお立ち寄りください。
食後はちょうど宿泊の方がいなかったことからラナイをお借りして海を眺めていました。こちらで宿泊するのも考えたのですが1人につき価格が読めないことから断念。(絶対に高いと思う。)
朝の強風は何だったんだ。海の色がキレイで何時間でも見ていられる。

この後、宿へ移動して水回りの確認等をして、エアコン入れて荷物を出して、着替えて改めてSUPに向ったのでありました。今回はヨウコさんにアテンドして頂き、SUPを漕ぐだけではなく、シュノーケリングも体験してウミガメを観察しました。ひょっこり息をしに水面に上がってくる表情が可愛いのと、海の下で餌を食べている様子、ウミガメ以外のお魚も見ることが出来て大満足でした。ちなみに、ワタシは人生初のシュノーケリングとなりました。(この日は人生初物だらけ)

まだ風の名残か波はそれなりにあったのだが、乗っている間は本当に楽しい。海水温は冷たくないのでラッシュガードで問題無し。でも、海面から上がった後はまだ涼しいかなという感じ。
感覚を覚えていたからか、バランスを崩して海へどっぽーんという事態はなかった。ウェアはラッシュガード一式をAmazonでお買い上げ。(前回のラッシュガードは縮んで使えなくなったので買い替えという。使う機会はskiのオフトレでウォータージャンプかなぁ)

約2時間、最後は波に乗ったりもして次回はSUPサーフィン!とお言葉を頂き無事に終了。久々に全身を動かした感があって大満足。宿に戻ってシャワーを浴びて夕食だと出かけてみたのですが…

まぁ、これも旅だよね。(初日のオチ)

あてにしていたばしゃ山村のレストラン(ホテル併設)は団体貸切でClose。webやSNSでも告知無かったし、なんだそれと。Googleマップで確認していたイタリアンは営業していない(定休日?)し、週中の木曜だから仕方ないねぇと思い最後の望みは島のコンビニでした。

クラフトビールと惣菜と焼き鳥。宿の共用部分で海を見ながら一杯。(お茶は持参。氷はコンビニででかい袋入りで100円余った分は翌日溶かしてコーヒー用として使ったり、保冷剤代わりに使用)
ちょっと歩けばこのサンセット。バスで名瀬市内へ移動するのがポピュラーですが、今回はSUPの予約時間が遅めで、しまバスの最終に間に合わない可能性があったので近辺の宿でゆっくりすることにしました。日頃のあれやこれ(ほぼ仕事だが)を忘れてただただ景色を見るということ、やっぱり大事だな。

さすがにまだ5月で風が涼しくなったので後半は部屋に戻ってセルフ宴会の
続き。念のためにHDMIケーブルを持参していたのでTVになんとか接続して見そびれていたyoutubeを見つつまったり。(壁掛けTVだったので差し込み口に入れづらく相当苦労したのでした。)

黒糖焼酎は奄美でしか作ることが出来ないそうです。
個人的にはこちらの方が好みだった。沖永良部島はアイランドホッピングで行ったのだけど、
着陸前に見える海の景色が本当に印象的でした。
シメは油ソーメン。素麺にしては少し太めでしたが量が多すぎずよかった。宿はミニキッチンも
あるので自炊も可能だったのですが面倒なのでやらず。長期滞在だったり島の大きいスーパーまで
行けるのであれば使って良いのではないかと思う。

長い1日になりましたが、旅の行程は無事にクリアし大満足の結果となりました。
明日は1人でも参加可能な観光ツアーに参加してそのまま空港へ行き、鹿児島市内に戻ります。

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