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覚醒した蟹!命を頂くこと

先日、スーパーで、割引されていた紅ズワイガニを買ったところ、なんと、生きていました!
スーパー入って、割とすぐに、カゴに入れ、しばらく買い物していたのですが、全く生きている気配は無く…

蟹は、手足を折り畳み、トレーに乗せられ、上からラップをしてありました。
購入後、エコバッグが、カニ臭くなるのが嫌で、ビニール袋に入れ密閉。
帰宅後、5時間は、冷蔵庫に入れていました。

そしていざ、茹でようと冷蔵庫から出し、ビニール袋を開け、ラップを剥がそうとした時…
微かに一本の足先が動いた気がしました。

え?まさか!

夫に、たまたまじゃない?と言われたのですが、何度見ても、僅かに動くような…

試しに、夫が甲羅を、つつくと、目がニョキン👀
えー?と、何度も押す、夫…
それでも死んでいるの前提で、ラップを外してみることに…

蟹🦀覚醒!

完全に目覚めた蟹は、エイリアンか、かに道楽か。
全足を、手前にグイグイしてくる。

もう、鍋に入れるなんて、無理!殺して食べることができない。

しかし、
飼えない、近所の川にも放せない、無駄死にさせるわけにもいかないので、覚悟を決めて、美味しく頂くしかない!
と、何度も自分に言い聞かせるが、わかっていても、鍋に入れるなんてできず…すでに23時近くなっていたが、夜型のご近所さんなら大丈夫かと思い電話をし、引き取って頂きました。


そう言えば、釣りの時も、釣った魚から針を外す時、なんだか痛そうに思うと、針を外すのが怖くて…父から、

釣った責任とりなさい。それが出来ないなら、釣るな。と、言われたのを、思い出しました。

普段、調理済みの肉、魚介類を当たり前のように食べています。
アニマルウェルフェアについての知識は多少あり、気づく限りで、平飼いの卵を買う、動物実験していないクリームを選ぶ、リサイクルファーのダウンコートを買う。など、ささやかに意識はしているつもりですが、表示がなければ、普通に買ってしまう。と言うか、選べない。
家計優先、お財布に優しいものを選んでしまいます。
命あるものを食べること。責任と、尊厳について考える機会となりました。

そもそも、甲殻類の、アニマルウェルフェアについて、知識が無かったため(反省)、調べてみると、以下の記事がありましたので、ご紹介させていただきます。

痛いんだ…改めて、ごめんよ、蟹

調理済みだと、ついつい命を頂いている事を、忘れてしまう。
ビーガンなど、人それぞれ、色々な思い、信念を持っているのでしょうけど、私はまだ、答えが出ません。
四つ足動物は食べないけど、鳥は食べる。と言うのも、いまいち理解できない。
あまり書くと批判されそうで控えますが、若い頃は、様々な土地の食文化として、普段、口にしない動物の肉を食べました。
海外では、レストランで提供されたり。
そこで、驚くリアクションも、現地の人からみたら、

日本人は、生の魚食べるくせに。

なのです。
少し論点がずれました。生の魚は、調理法の違いですね。

とにかく、自分の中に、納得いく答えが出ない限りは、今まで通りの食事は続けるでしょうけど、もしかしたら、積極的に、蟹は食べなくなるかもしれません。

最近、こんなニュースもありましたね。


最後に、おすすめ図書

この本を読んだのは、数年前なので、あまり詳しく覚えていませんが、アニマルウェルフェアについて考える機会になると思います。







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