SDGs : (株)フレッシュネス
フラワーロス救済!
『フレッシュネス全店で一輪挿し導入』
今回はフラワーロスの救済で、店舗に来店されるお客様にやすらぎと笑顔のギフトを提供するというニュースを取り上げてみました。
コロワイドグループの株式会社フレッシュネスは、2023年6月9日(金)より、ハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」にて、規格外として廃棄されてしまう“ フラワーロス ”を救済し、社会課題の解決に繋がるお手伝いをしたいとの想いから、全店にてテーブルに飾るお花の一輪挿しの導入を行っています。
「大人がくつろげるバーガーカフェ」と、空間作りのコンセプトを大切にしているフレッシュネスバーガーでは、2022年1月より、一部の店舗にてお花の一輪挿しを飾っており、SNSでも多くの反響を得ていたそうです。
今回、株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーションの活動に賛同し、綺麗に咲いているのにも関わらず、丈が短い・茎が曲がっているなどの理由で規格外として廃棄されてしまう“フラワーロス”のお花を仕入れ、全店にて一輪挿しの導入を行っています。
フレッシュネスバーガーでは、“フラワーロス”救済することで少しでも社会課題の解決に繋がればとの想いより、1か月約8,000本の廃棄を防ぐお手伝いを行っています。お花の種類はガーベラが主となりますが、時期により季節のお花も一部の店舗ではお楽しみいただけるそうです。
※ 球場店舗・動物園店舗・フードコート店舗は除きます。
フラワーロスとは・・・
花農家が大切に育てたお花が、様々な理由で誰の手にも届かず捨てられてしまう“フラワーロス”という社会課題です。
市場や生産現場の独自の規格基準があり、それに満たないお花は規格外として廃棄されます。その数は年間約8.125億本。これはお花の生産本数の約20%となります。
生産者さんも、個性豊かで楽しめるお花たちとわかっていても、生かすことに時間とコストをかけることは難しいもの。肥料にしたり、道の駅で販売したり工夫はしても、まだまだ救いきれていないのが実態です。
フードロスも然り、日本は“見た目”や“美しさ”も重視します。これが日本の良さでもあるのですが、どうしても規格外のロスというものが発生します。
サステナブルやSDGsが浸透する時代、消費者がまだまだ気づかなかった様々なロスにスポットが向けられていくでしょう・・・考えていかないといけませんね。
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