見出し画像

占いの主役~じゃがいもに負けるな!

おはようございます。こんにちは&こんばんは。
タロット鑑定師&ハンドメイド作家の「輝凛(きりん)」です。

本日は、占いの主役は誰なのか。
この観点から、私の占いに対するスタンスをお伝えしますね🔮

鑑定師(占い師)になった経緯

その前に、私の経歴というか鑑定師になった経緯を簡単にm(__)m
(この部分は不要でしたら、目次から次の段落に進んでください)

実は、鑑定師になるとは夢にも思わなかったんですよね💦
自分の人生の生きにくさを色々な点から感じて、最初は恋愛専門のカウンセリング、次に人生全般の心理カウンセリングを複数種類受けました。

その結果
何でもっと早くカウンセリングに来なかったの、私…
と感じるくらいに、人生のモヤモヤなどが晴れてきました。

こんなに素晴らしい人生修正のショートカットがある。
多くの人が利用できるような社会になって欲しい。

そう思うようになりました。

ただ、心理カウンセリングって医療行為とは見做されていないため、料金が高いんですよ…😢

自分でカウンセリングを学べば、セルフカウンセリングも可能になるのでは。
しんどいときにカウンセリングを受けに行くことを繰り返すよりも、講座受講費用を払った方が最終的にお金がかからないどころか、仕事にも出来るかもしれない。
カウンセラーが増えればカウンセリングの場も増やせるのでは…!?

このように思って、心理カウンセラー講座を受講しました。

が、現実ってそんなに甘くないのですよね…。

心理カウンセラーだけで食べていくっていうのは、本当になかなか難しいです…。
そもそも未経験、民間資格だけでどこかに入っていける世界ではないです…。
ただ、「名乗ってしまえば明日から誰でもカウンセラー」みたいな世界でもあるので(ここ数年で有資格化されてきていますが、現在は移行期間という感じですね)、ネットなどで開業するカウンセラーさんも多いと思います。

が、他人のメンタルの面倒を見るっていうのは、本当に容易ではないです。
人の心って、傷ついてしまったら自死という最悪のケースにも繋がるので、慎重になるべき仕事だと思います。
(だからこそ有資格化は賛成ですが、アメリカのように医者同様の資格や報酬、当然求める知識や対応もそれなりにしてもいいとも思います)
事実、「日本での自死が減らないどころか増えているのは、心理カウンセラーの質が低いからだろう」という指摘が、なんと20年以上前から心理学先進国のアメリカではあるようですしね…(つまり、一向に改善されていない…。その改善の一歩が有資格化だとは思いますが…)。
そのような考えから「安易にネットで開業🎶」の前に、対面カウンセリングできる場所で働きたかったんですが…。

その当時は派遣社員で仕事をしながら講座に通っていて、カウンセリングのような仕事を探していたのですが、それに類する仕事もなかなか見つからず…。

それから1~2年経つのですが(苦笑)、いつも好きで見ていたYoutubeでのタロットカードなどのカードリーディング動画で、無料タロットカード講座のCMが妙に気になりました。
依存させない占い師を育てる」というようなワードがとにかく「素敵!」と思ったんですよね。
リンクを貼っておきますので、ご参照ください↓

タロットカード占いをすることで、相談者様の悩みを解消していく。
この時に、カウンセリングのアプローチを採用していけばいいんじゃないかな?
多くの人は「心理カウンセリングに行く」となるとハードルが高いけど、「占いに行く」っていう人は大抵気軽に行く
私は別に「絶対に心理カウンセラーになる」と職種にこだわっているのではないよね。
多くの人たちの悩みを解消して、人生を明るく豊かなものにして欲しい。
占いの鑑定結果に従うのではなく、参考にしながら自分の道を拓くきっかけにして欲しい。
別にその人の表情が明るくなれば、笑顔になって楽しく生きられるのであれば、その入口がカウンセリングでもタロット占いでも、どっちでもいいんじゃない?

無料のオンライン講座を受けながらこのような気持ちになっていきました。
そのような動機から有料講座に進み、タロットカードの占い師を目指して学び、課程を修了し現在に至ります。

占いの主役は誰なのか

占いはどうしても「当たる」とか、そのような評価をされますよね。
そして「あの先生はスゴイ!」などの話になっていきますよね。

でも。
でも、鑑定師(占い師)って、それぞれの占術で相手の状況を見ているだけですよね…。
「相手ありき」の仕事をしていますよね…。

そして私のスタンスでもあるのですが

私は占いを通じて自分の技術を見せているのではなくて。
ご相談者様の状況をカードを通じて見てみて、そこから導き出せる問題解決の糸口や、安心できることなど、未来に向けてのメッセージを出して行きたい。
とにかくご相談者様の未来のために占いはある。
占いの主役はご相談者様
私(鑑定師)は主役の方々が生き生きするためにいる、わき役でしかない。

はい😊
占いの主役はご相談者様です。
占いという「場」は、私のためではなくご相談者様のためにあります
私の占いが当たるかどうかなんて、私には大切ではないんですよ。

ただ、鑑定結果の良し悪しに関係なくある程度は当てて行かないと、問題解決にはならないですよね💦
ですので、カードリーディングの調子が落ちそうなとき(私の場合は感情が不安定なとき、体調不良や疲労感が強いとき、眠気が強すぎるとき)は鑑定をお休みすることが多いですm(__)m

一番大切なことは、占いにいらしたご相談者様の心のモヤモヤが解決していくこと
ただ、望んでいない結果が出ることもあります…。
だから「絶対に癒される」「良い気分になれる」とは言えないですけども…。
それでも「もし、そのようなことが起きたら」ということをシミュレーションする機会にしていただければ、と思います。
シミュレーションをしても、実際に起きなければそれでいいわけですからね。外れて良かった、という未来があってもいいと思います。

「自分の人生を良くしていこう」と思ったときに大切なことは、面倒なことやツラいことを「避けない」ことでもあると私は思っています

どうしても面倒なこと、ツラいこと、受け止められない苦しいことは現実として起きます。

これを「悪い結果」で予め想定しておいて、先にネガティブな気持ちを味わってしまえば、実際にそれが起きたときに「うわ、やっぱり…」と、意外とショックが和らぐことにも繋がります。
また、「そうなったらイヤだな」と思えば、そうならないように考え方や行動に変化を出せばいいだけです。

ご自分の人生に対して「リスク管理」を行うことが出来れば、心の平穏も保てますし、嫌な気持ちになることも凹むことも減っていきますからね😊

そう思っていることもあり、私はカードの結果が「うわ、これ…、伝えるの?」と、かなりハードなものが出て来た場合でも、言葉は選んでいるつもりですが(苦笑)しっかりお伝えするようにしています。

じゃがいもに負けるな!

「なんだ、このタイトル(笑)」

そう思った方も多いと思います。

私のタロットカード鑑定のスタンス、お客様との向き合い方は心理カウンセリングの基本中の基本、「来談者中心療法」で行っています。

これを提唱したロジャースは、とても厳しいご両親の元に生まれ育ちます。

お仕置きで地下室に閉じ込められたことも多かったようです。

その時にじゃがいもの芽が地下室にありながらも窓の方向、太陽に向かって伸びていることに気づいたそうです。

人間は誰でも豊かに成長する資質を自己の中に持っており
日々の生活はその成長へ向かうものである

「あの時地下室で見たじゃがいもですら、自分の成長のために太陽に向かえるのだから、人間がそれを出来ないはずがない

このように思ったようです。
ごもっともですよね💦

問題が生じるのは、その潜在能力(豊かに成長する資質)が何らかの障害によって妨げられてるとき。
その傍らにいる人がその問題や悩みを心から耳を傾けて聴くことによって、問題を抱えた人は再び自分の力で前に進んでいくことが可能になる。

これが来談者中心療法の本質です。

この「再び自分の力で前に進んでいくことが可能になる」という部分が非常に大切なんですよね。

これはご相談者様を「あなたなら大丈夫」と、信じることがベースになります。

また「その問題や悩みを心から耳を傾けて聴く」ということは、自分(鑑定師やカウンセラー)の個人的な価値観、考えなどは一切出さないということでもあります。
出すとしても相槌のような「あ、それ分かります」という共感レベルもの程度です。
その人の潜在能力を信じて引き出すことが大切なので、鑑定師やカウンセラーの価値観なんて出す必要はありません
また、そうすることで、ご相談者様はご自分の悩みに集中できます。
「私の相談はおかしいんだ…」という気持ちになってしまったら、相談することすら躊躇ってしまいますからね。
これではご相談者様のための占いになりません😢

そして心理カウンセリングの目的は「依存性を和らげ、自立に向かわせる」ことです。
人って、人間不信では自立できないんですよね。
「自分を信じてくれる人がいるんだ」と思える。
このように「あなたなら大丈夫よ」と自分を信じてくれる人がいるからこそ、「私は私のままでいいんだ」という自信が持てて自立に向かうんです

先述の私が受講したタロットカード講座も「依存させない占い師を育てる」というスタンスがあります。

「ああしなさい、こうしなさい」とか
「私の鑑定を信じてくれれば間違いないです」とかね…。
私としては、本当にどうでもいいです。
鑑定師を信じさせることは、ご相談者様から考える力を奪います
つまり、相手の能力を信じないからこそ、出来ることです。

このスタンスは占いを通じてご相談者様の人生を奪うことに繋がるように思います。

信じるべきは「ご相談者様が持つ能力」であり、鑑定結果ではないです

やはり占いの主役はご相談者様なんですよね😊

そして、ロジャースが「じゃがいもを見て、人間にだってその能力があるはずだ」と人間の可能性を信じたという話から。

実はいつも、ご相談者様に対して心の中で

じゃがいもに負けるな!」ってエールを送ってます🥔

じゃがいもだって、自分の成長のために動きますからね。
人間である私たちも、自分のために、自分の成長のために行動しましょう
そして伸びる方向が自分にとっての「太陽」なのか、偽物の照明なのかにも気をつけながら、方向を見定めていきましょうね✨

「んな、間違えるかー(笑)」と思うかもしれませんが。
間違えているから、迷うし悩むし、ツラくて苦しいんですよ…💦
なぜ間違うかって、心が何かしらで曇っているからです。
心の曇りが「太陽の光」と「照明の光」の違いを曖昧にさせているんですよね。

ですので、心の曇りを晴らすことが出来れば、しっかりとご自分の「太陽」に向かっていけるはずです…!

何かのご参考になれば嬉しいです💕
最後までお読みいただいて、ありがとうございました🌟

❤「スキ」で応援していただけると嬉しいです❤
(タロットカード占いがランダムで表示されます🃏)



よろしければサポートをお願いいたします✨頂いたサポートは様々なタロットカードの購入や新しく学びたい占術の講座費用や資料購入、ハンドメイドの資材購入に活かして皆様に還元したいです🍀