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電子書籍掲載作品『光の道』が出来るまで 第3回 ~光の道完成~


レジンアクセサリー作家の私が、
電子書籍を出版しようと思い立ってから
約1年という時間が経ちました。

始めたばかりの頃は、本当に出版出来る日が来るのかと
不安になる事もありましたが、
ついに、2020年6月末にAmazon Kindleでの出版が決定いたしました。

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ひかりの道
レジンアクセサリー作家のつくる小さな物語
作:榎 かなこ
2020年6月末 Amazon kindleにて発売決定!


本の構成や、作品、写真や表紙に至るまで。
何一つ自分一人で出来たものはありませんでした。
関わって下さった全ての方に感謝しています。

今日は、改めて電子書籍掲載作品『光の道』が出来るまでの
第3回目『光の道完成編』を書いていこうと思います。

こちらの記事は、Twitterに掲載していた画像をもとにまとめたものです。
▶︎第1回目『枠作り編』はこちらから
▶︎第2回目『物語封入編』はこちらから


今回制作した額作品『光の道』16個の枠
ひとつひとつに物語があります。

伝えたいことや、感じて欲しいこと。

それがより多くの人に届くように、
作品とともに『小さな物語』を書きました。

そして、その物語の世界観がより伝わるようにと、
作品を作る際にさらに想いを込めました。

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レジン(樹脂)で少しずつ出来上がっていく一つ一つの枠。
一層、また一層と流していくたびに命が吹き込まれていきます。

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その変化は、作っている自分だけの楽しみでしたが、
今回は少しだけその変化を写真に残してみました。

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また、はじめはドライの状態だった植物が
液につかりながら瑞々しさを取り戻していく様子も
作っている間に感じる楽しみの一つです。

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枠の中にすっぽりおさまる植物もあれば、
枠を飛び出して配置したものもあります。

そういう場合は、何かの拍子に傷まないよう
飛び出した部分を念入りにコーティングします。

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UVレジンで予め厚めにコーティングした後、
仕上げに2液のレジン液を流し入れていきました。

これで耐久性があがりました。


作品が完成してくると、キラキラと光があふれてきて
早くこの作品を見ていただきたいという想いも強くなります。

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実物を見ると、その煌めきが奥行きを持っていることが分かります。
写真では伝わりづらいのが残念です。


全ての枠に物語が収まると、
2〜3日置いて完全に硬化させます。

そして、作業の邪魔になるため外していた金具類を
再び取り付ければ、額作品『光の道』の完成です。

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こちらの #作品が出来上がるまで という投稿は、コロナの影響で毎日家でいないといけない人のために、何か見ていて楽しくなるものを届けられないかと4月9日からTwitterで開始したものでした。

そして5月18日にようやく完成。

その後、撮影を依頼した写真館さんにお預けしました。

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写真についての記事はまたいずれ書きたいと思います。
初めての気づきがたくさんあって、かなり勉強になりました。

これで全3回の【電子書籍掲載作品『光の道』が出来るまで】は終了です。次回は、【表紙デザインが決定するまで】のお話を少し書いてみようと思います。


出版まであと数日!

よろしければお付き合いください。


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