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Mission16 無駄に思えた時間 未来に放った放物線の先へ


無駄かもしれない時間というのがあって…。

私もこの数年間はその沼にハマってしまって本当にキツかった。
これを動かすためにはあっちを動かさなきゃいけないけど、あっちを動かすためには、まずこれが動かないと話にならない。
ちょうどスライドパズルに引っかかって、動かない小さなピースに指先でストレスをぶつけているような感じ。

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一日1ミリぐらいしか前に進めていない気がして絶望するのに、
それでも諦めて進まなければ、いつまでたっても同じ場所から動けない、苦しい現状は変わらない。
何かしなければと思ってもがくけれど、お金ない、時間ない、逃げられない。
けっきょく、すぐに手に入れられる本を読んだり、ネットで調べたりすることぐらいしかできなくて、
他の人が爽やかな風を切って「これに参加すれば一発でお悩み解決!」みたいなステキな講座や艶やかなセミナーに参加するのを指をくわえて見ていました。

心を観音扉の古い戸棚にぴったりとしまい、食べて排泄して眠って、かろうじて鎖骨だけ使って呼吸をしていたような時間。
あの時と比べて、今も現状が何か変わったわけじゃないし、何かが解決したわけでもない。
それでも最近、とても楽になりました。
たぶん、自分は今ちゃんと正しい道の上にいて、いつか到達できる。
いつかやってくるし、その道の上に乗っている、という確信が少しずつ持てるようになったからかもしれません。


躁鬱、という現象があるけれど、鬱に閉じこもっている時や、ましてや躁状態の時というのは実はそこまで苦しくありません。
それよりも、激しい躁状態からドカンと鬱に戻る、その振り子がネガティブな方向にゆっくりと近づいていく瞬間こそが、地獄のように恐ろしくまた苦しいのです。

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精神的な成長や気づきというのは、螺旋状に進んでいくというのはよく言われます。
あるとき自分も、また鬱に気持ちが振れていき、またかと落ちこんだ瞬間、その鬱が1周前に通った鬱よりほんの少し楽なことに気がついた。
ああ、出口もなく、永遠に同じところを行ったり来たりしているように思えたけれど、実は螺旋状に違う軌道を少しずつ上に向かって進んでいるんだと実感できた時、やっと少し自分を責め罵倒する気持ちが、前に進めてる、に変わりました。

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心の問題やスピリチュアルの世界って、目には見えないし、初めから「怪しい」と思い切り距離をとってる人にとっては当たり前のことでしょうが、詐欺を目的としてそこにいる人もたくさんいる。
それでも、やはり心の問題を追及していくと、どうしてもスピリチュアルな領域に足を踏み入れざるを得ないのですね。
真実が何かはわからないけど、やっぱり真実の痕跡がそこにはある。


政治にしろ国際情勢にしろ経済にしろ、最近、スピリチュアルをハナから完全否定している人、受け付けない人には超えられない、何か大きな壁があるような気がしていて。


心の有り様と、自分の専門性を融合させて発信する、悟りを開いた猛者の方々。

1 政治問題と日本人の魂について毎日熱くなってしまう、ぜったい悪口いわない優しいサムライ、直家GOさん。アゲアゲぶっちぎりget!


2 国際情勢からの経済分析。切り口はいつもイケメンかつ鋭利なのに時々スピっちゃう、SATOってしまったSATORIZM TV 浅村さん

たとえ自分と意見が違う部分があっても、彼らの発信には誰かを批判して自論の正当性を訴える人とは違う、パワーがある。



閉じ込められて(実際には自分で閉じこもっているのだけど)悶絶していた時は、自分はとても不利な状況にいると思い込んでいました。
しかし少しずつ穴から這いずり出してみて、外の世界には実はビジネススピリチュアル、なんてものがあることを知った。
力の全てがウソというわけじゃない。効果や不思議な気づきは確かにあるところにはあって。。。
だけどそれだけでは、不幸にも良い方向にばかり行かないこともある。金額が成果に、見合ってないこともある。
悲惨なのは、本人も人を助けたいと思って必死でやっているケース。

スピリチュアルな世界って、何か資格が必要なわけではないんですよね。
自分で目覚めて、あ、行ける、って自分が決断した時点でいきなり「先生」になれる。「ヒーラー」を名乗れる。
もちろん、その前に進もうとする気持ちは大切でしょう。どんな医者だって初めはみんな研修医。
だけどそれによって、楽になれる道を選び取る力すら失った人が、絞り出した勇気で助けを求め、やっと見つけたと思った場所でさらに傷つけられる。
行き場を失い、傷を引きずったままさらに彷徨う。
その絶望は想像に余りあります。

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私は道の途中で、たくさんの人のお世話になりました。
そのどれもが、とても大切な教えであり、希望です。
そして幸い、そのようなビジネススピリチュアルに「引っかかってしまった」「傷つけられた」という経験をまだしたことがありません。
引っかかりたくてもできなかったというのもあります。(金がなくて)
でも今思い返すと、一見すると遠回りに見える道も、もしかすると、最短距離を行っていたのかも知れないと思えるのです。


誰でも、その道の途中にいるうちは、それが迂回ルートなのか最短ルートなのか、俯瞰してみることはできない。
私の場合、振り子が鎮まるまでじっと一人で耐えた時間こそ、筋トレのように自分の直感力、自分にとっての真実を見抜く目を培う時間になったと思えてならないのです。


無駄に思える時間とは、例えるなら振り子の中で右往左往している時間です。
しかしメトロノームが止まるとき、私たちは外側から誰にどう揶揄されようと動かせない、自分の中心にたどり着きます。
そしてその自分だけの真実にたどり着けた時はじめて、誰かを信じる、何かを信じるためのセンサーが作動するのです。
それは、なにかに振り子をゆらしてもらうことがなかったら決して気がつけなかった、秘境のように、美しい花の花びらの中の世界のように、密やかで嫋やかな世界です。

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大切なのは、無駄かもと思えるこの時間が未来にむけて放っている放物線の先にあるものにしっかり目を凝らし、受けとり、それに感謝できる素地を作っておくことなのかもしれません。


なんかシンクロ。感動的なメッセージです。

kokoro centuryさんから

3.28.21 ブロッサム・グッドチャイイルドを通して 光の銀河連合からのメッセージ〜訳:JUN



Messege from Talking to HEAVEN.

I see all your thoughts.



お読みいただき、ありがとうございました。

良い一日を。

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