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おれは1日中イラついているのだな(『書く習慣』を読んだ)

「文章書けるようになりたいなー」と思い続けて数年、いろんな本を読みました(そして書けるようにならないw)。
今回読んだのはこちらです。
『書く習慣』


『自分の思いを言葉にする練習』を始めてみた

 この本の中で「(プレゼンや講演などで)突然指名されてもサラッと自分の考えを答えられる人は、普段から自分の思いを言語化するのに慣れている人」というのが、いちばん刺さりました。
 自分は突然指名されたりすると、詰まっちゃうタイプ。思いが先走って言葉がついてこない。うまくまとまらない。変なことを言っちゃったりする。ふだんそんなにおしゃべりする方でもないから、そもそも言語化のトレーニングができていないということなんでしょうね。
 そんな自分を直したいと思っていたことだし、この本に書いてある「自分の思いを言葉にする練習」をやってみることにしました。

  • まずは誰にも見られない前提で

  • いつでも、秒で書ける環境を作り(ペンとメモ帳をすぐそばに置いておく・スマホのいちばん指が届きやすいところにメモアプリを置く等)

  • 「今、気持ちが動いたな」と感じたらすぐメモ

  • 1日の終わりに読み返して「なぜそう思ったのか」を掘り下げる


書き始めた最初の日、1日中イラついていることに気がついた(衝撃)

以下、始めた最初の1日で書いたこと

  • ⚪︎⚪︎さん今日も機嫌が悪いな。この空気が伝染してくるのがヤなんだよな。

  • ××さんのしゃべり方がかわい子ぶっててイラつく。

  • △△さんからまた急な仕事が来た。せっかちなのは治らないんだろうな。

  • ◻︎◻︎さん、頼んだ仕事のうち、そっちじゃなくてあっちの仕事やってほしいんだけどな。

  • (昼休み、ランチに入ったお店で店員さんの言葉のイントネーションにイラついている)

 まぁなんて1日中イライラしていることよw。自分で読み返すのも嫌になる。私ってこんなにイライラしてたのね。知らなかった(気づけや)。
 そしてその1日が終わったとき、各項目を「掘り下げ」ました。掘り下げるというか、書き足りないイライラを書き殴ってみたんですね。
 そしたら、なんかすごくスッキリして、翌日以降、同じことでイライラすることはなくなりました。なんでだろう。

言語化したから?
客観的になれたから?

 たぶん、他の多くの文章術の本に書かれているような「ポジティブに書くべし」とか「怒ったら書く」とか、変に条件をつけずに、ただ「自分の気持ちが動いたかどうか」を基準にして正直に書いたからじゃないかと。

 以来1ヶ月くらい、「自分の気持ちが動いたらメモ」は続いています。1日書いたら帰りの電車の中でスマホアプリにまとめる。文章を書く練習になっているかは謎ですが、今後も続けようと思います(イライラを溜め込まないためにも)。

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 本当に本当に怒ったときは、「掘り下げ」は逆効果でした。それはまた別の機会に書こうと思いますが、とりあえず自分用のメモとして。

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