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在宅ワークで得たものは、何だったのか。

 こんにちは。グリーンテック研修センター講師の小椋です。
 コロナをきっかけに在宅化が進み、オンライン授業、オンライン飲み会・・・「オンライン」といった言葉を去年より頻繁に聞くようになりましたよね。そして、「オンラインでもできる」といったことにきがついたり、いきなりオンライン化になり試行錯誤をしながら対応に追われている人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 私は今年の3月くらいから仕事でもプライベートでも頻繁にオンラインをつかうようになり、オンラインだから見えたことできたことについての発見がありました。
 今回は、【在宅ワークをしてよかった点】をまとめてみました。

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100%在宅勤務で、仕事ができるの?

 緊急事態宣言をきっかけに在宅ワークの許可をもらい、在宅で週に3回仕事をするようになりました。在宅ワークで何をしていたかというと…オンライン授業(インドネシアにいる実習生候補者たちへの授業)、学校運営の事務作業、資料作成、スケジュール管理などが中心。たまに、実習生からの相談をうけたり、日本で働いている実習生向けに「日本語で話す会」を開催したりしていました。以前は出社して、PCをつけてしていた仕事です。

 在宅ワークをして、良かった点をまとめてみました。

①時間の短縮
②静けさ・集中力
③平日に余裕ができた

①については、皆さんが頭に浮かぶように、通勤時間が短縮されることです。②と③について詳しく書きたいと思います。

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静けさと集中力

 オンラインで授業をしていく中で、日ごろ気が付かなかった音を気にするようになりました。オンライン授業をしていて、生徒の家から聞こえてくる「コケコッコー」といった鳥の鳴き声。日本ではあまり耳にしない生活音を耳にしました・・・(笑)また、風の音や車の音も授業をしていて聞こえてきました。
 そんな生徒サイドの生活音を耳にして、私サイドの音も生徒に伝わるので、出勤してのオンライン授業は音に気を配っていたんです。
例えば、電話の音・話し声・コピー機の音・など・・・ 
コロナ前に教室で授業をしていた時は、あまり気にならなかった音であり、当たり前になっていた音でもあります。
オフラインとは違い情報が画面と音といった限られた情報なので、音にストレスがあると生徒の授業への集中力が低下したり・・・ということが悩みでした。 
 在宅ワークをしたことで、音が軽減されました。そして同時に静けさの中で仕事をすることで、1つ1つに集中して仕事に取り組むことができて、その結果効率化に繋がり、新しいことを考えることに繋がりました。全てにおいて静けさが仕事効率化に繋がるかというとそうではないのかもしれませんが、「静けさ」は時には必要だと感じました。

平日に余裕ができた

 私の実家は三重県から車で約2時間の場所にあります。コロナ騒動ではないときは頻繁に実家に帰っていました。しかし、運転時間を気にしたり、翌日の仕事に支障が出ないようにしたりと、帰っても時間を気にしていました。
 少しだけ最近はコロナが落ち着いてきたので、実家に帰り、休みと在宅ワークを組み合わせて、長くて1週間ほど実家で過ごしていました。食事の部分では少し両親に甘えさせてもらい、作ってもらったり、逆に別の家事を手伝ったりなど、平日に余裕ができました。オンラインセミナーに頻繁に参加しスキルアップに努めたり、他の日本語教師と交流会をオンラインでしたり、好きなアニメをひたすら見たり・・・
 そんなに在宅ワークをしていないときも、余裕がなかったわけではありませんが、時間の使い方には少なくとも変化があり、体力も温存していたので、余裕が生まれたことには間違いないと思いました。

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 個人的にはアフターコロナになったとしても、在宅ワークは部分的に継続できればいいな思っています。人と人とは密に接することは禁止されてきましたが、自分と自身とは密に仕事ができている在宅ワークを過ごしていたのではないだろうか。と思っています。これからの働き方に発見と工夫を多く与えたコロナ。 
もちろんたくさんの命を奪った、怖いウイルスであることは事実ですが、静けさと、時間の余裕が生まれた人は多いのではないでしょうか・・・?
余裕と集中力から生まれたプロジェクトについても今後書いていこうと思います。1つはこのnoteでもあるんですけどね♪












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