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セラピストが“先生”と呼ばれている現状と、違和感。

まずはこの3つの記事を読んでみてください。

「先生」って呼ばれることがセラピストをダメにする!

セラピスト「先生」問題って関西独特の文化なん?

「リハスタッフ」は先生ではありません! 師長さんに知ってほしいこと(2)

私は普段から、担当療法士に対して“先生”とは呼びません。

そして、スタッフさんに対して担当療法士の探索依頼や伝言依頼の際も、“さん”でお伝えしています。

私も“さん”で呼ぶ方が呼びやすいですし、そもそも、私が療法士を“先生”だと思っていないのが現状だったりします。

それで通ってしまっている、私もそれで通してしまっている、のもあります。

その方がいいっていうのもあって。


若いセラピスト(新卒)も一緒くたに“先生”ってどうなんだろう、って思っていて。
そうじゃない、それにふさわしい行動の出来る療法士ばかりじゃない。
私は違和感しかないのです。

患者さんや利用者さんから逃げようとする療法士を“先生”と呼べますか?

逃げることを奨励する療法士を“先生”と呼べますか?
この領域がやりたい、他の領域に興味はない、と言う療法士を“先生”と呼べますか?

文献がないから分からない、という療法士を“先生”と呼べますか?

逆に、医師と患者さんの診察内容を自分から情報取得に行ける療法士、装具作製の立ち会い、患者さんと医師や他のコメディカルとの架け橋になることも自分の仕事だと頑張れる療法士の方が“先生”と呼ばれるのにふさわしい療法士だと思います。

“先生”と呼ばれたいのであれば、そういうことも大切なんだと思います。

関西だけの話ではないかとの話も書かれていましたが、違いますね。

私の地域でも、“先生”って呼ぶ人多いですし、“さん”って呼ぶ人の方がめっちゃ少ないです。

ホントに自分がそれにふさわしいのか、ということも大切だと思いますが、ふさわしくない、と評価されてしまえば…。

1人でもそう評価してしまえば、それは総合病院のようなところではあっという間に広がっていきます。

患者さん同士の会話って、怖い時があります。

それがあることを知っていますか?

知らない療法士のが大半だと思います。


どういう会話がされているのかなんて分かりませんよね。
普通に普通の話をしている時の方がほとんどですが、あまりの対応の悪さに職員の愚痴が出る場合もあります。


私もそういう話を聞いて来た1人です。

…っと、脱線しましたが、私はこの10年くらい療法士を“先生”とは呼んでいません。
現在の担当療法士に対しても“●●さん”って呼んでますし、何も言われないし、それぞれでいいんじゃないかなって思うから。
ちなみに、担当じゃない人に対しても、“●●さん”って呼んでます。
私は、“さん”でいいと思います。


患者さんや利用者さんを“さん”で呼ぶか“サマ”で呼ぶかの議論と同じだと思います。
私はこれについては“さん”でいいと思っています!