「⑩ Gardening研究会 _植木屋の挑戦、あれから15年」

前回はじぶんで主催した「ニワプラス」のことを書いたのですが
今回はOM設計の武部正俊さんが主催されている
「Gardening研究会」のことを。

またじぶんのブログで調べてみると
(「ツブヤキ耕論」です。過去のブログって便利ですね)
最初に参加させてもらったのは
2010年5月なので
「ニワプラス」を秋にはじめる年で
そう思うと34歳の1年はほんとにいろいろあったんですね。

武部さんのことはこの業界で超有名人なので
もちろん名前は知ってましたが
じぶんの親よりも年上の方だし
雲の上の上の人な感じでした。
その武部さんが月に一度
誰でも参加できる研究会をずっとされていて
いつもお世話になってる古川庭樹園の古川専務に
一度参加してみないかと誘ってもらったのが最初でした。
ド緊張で参加させてもらったのですが
そこにはこれまた雲の上の存在の
荻野寿也景観設計の荻野さんもいらっしゃいました。
ほかにも先輩方がたくさんいらっしゃって
とにかくえらいとこに来てしまったなというのが最初の感じだったと思います。

ちょうど荻野さんが僕のだいたい15歳上で
武部さんがまだその15歳上くらいなので僕より30歳上。
少し話はそれますが
今、じぶんは
その最初に会ったときの荻野さんの年齢になったんだなって。
そのことは事あるごとにイメージしてて
あのときの荻野さんはこんな仕事をされてて
こんな風な感じだったなぁって
いつもなにかの参考にさせていただいております。
Gardening研究会は武部さんも含めそういうすごい先輩にも出会う場になりました。
だからというわけではないですが
同年代と出会うニワプラスをしたかったのかもですね。

Gardening研究会は
毎回テーマがあって
そこに対して武部さんがどんどん
進めていくという感じで
意外な方向に話がいくときもまたおもしろく
最初はまったく知識もないので
わからないことばかりだったのですが
参加させていただくごとになるほどなと思うことも増えていきました。
時間も確か11時くらいから夕方くらいまでみっちりという感じでした。

数回、参加させてもらってちょっと慣れてくると
皆さんの前で
今やってる仕事や興味あることや経験させてもらったことを
発表もさせていただき
人前で話すことの難しさや経験もさせていただきました。

最初の子供が生まれてたぶん二人目も生まれるくらいのタイミングで
仕事柄、日曜日しか休みがなくて
休みたい時期だったのですが
月に一度あるGardening研究会に参加させていただくということを
結構続けさせていただきました。
他の日曜もいろいろあって
このあたりの数年間はほぼ休みなんてなかった感じだったかもです(汗)
それくらい僕にとっては大切な時間でしたし
それくらい学ぶことに賭けてましたし
いろいろ吸収させていただきまたし、やっぱり必死だったんだと思います。

武部さん、Gardening研究会には
今も尊敬と感謝しかありません。


目次 後編
八_なにわのあきんど
九_ニワプラス
十_Gardening研究会
拾壱_ニューウェーブ
拾弐_2つのきっかけ
拾参_下駄をやめる
拾四_じぶんから変わろう
拾伍_恥ずかしいこと
前編へ


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