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目指せ!フユイチゴに愛される森

「『山いこら♪』2019年01月20日 | 樹木の基礎知識に関するお話『フユイチゴ』」を許可を得てリライトしています。

寒い冬にも限らず、赤い果実を実らせるフユイチゴ。

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秋に花を咲かせ、秋から冬にかけて実をつけるのでフユイチゴという名前なんだそう。

そのまま食べることもできて、(少し毛が気になりますが)甘酸っぱくて美味しい野イチゴです。ジャムや果実酒にして楽しむのもおすすめです。


私、幼稚園生の頃は、よく山に遠足に行って、そこでフユイチゴを見つけては食べていた記憶があるんですよね。

色味の少ない山の中に、真っ赤に色づいたフユイチゴを見つけると、なんだか宝物を見つけた気持ちになったというか。えっ、宝物食べちゃうのかよって感じですけどね(笑)

ちなみに、フユイチゴは低木性の藤本類で、森林の土壌環境を示す指標植物だそうです。

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「低木性」とは、一定の高さ(3mないし2m)以下の木のことを言い、「藤本類」とは、「つる植物」のことを言うそうです。フユイチゴは、草ではなく木の一種で、地表を這うように枝を長く伸ばすということですね。


また、常緑樹林帯において、林床植物にフユイチゴが多い森林は「土壌が肥沃な森林」ということができ、土壌が肥沃ということは、養分が豊富で樹木の成長も良い!ということになるそうです。

「常緑樹林帯」とは、一年中葉を保つ樹木のこと「林床植物」とは、森林の地表面などに生える植物のことを指すそうなので、要するに、一年中葉を保つ樹木帯では、地表面で育つフユイチゴの数で土壌環境がよいかを確認することができる!ということですね。


ですが、土壌環境って森林整備なども関係して、きっと長い年月をかけて整っていくものですよね。

良好な土壌環境を維持しながら、森林利用や森林づくりを進めることが出来ているのか。

フユイチゴは、その成果を示す植物なのかもしれません。

ペンネーム:不思議の国のクレイン事務員さん
千葉県の田舎町出身。
幼少期は、園長先生手作りの幼稚園に登園し、田んぼや畑で食物を育てたり、
毎週金曜日に公園や森に遠足に行ったりと多くの自然と触れ合っていたが、
大人になった今では自然と疎遠となってしまった。
小さい頃からピアノや歌が好きで、学生時代は吹奏楽に没頭する。

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