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知らないおっさんの気持ち

日本の文化というか日本人の文字が読めない人たちなのか、英語に拒否反応を示しているのか分かりませんが、ASD、ADHD、HSPが何かを理解せずに発言している人を多くTwitterで見かけます。特に自身の言いたい事が人に伝わらなかった時にASDもしくはアスペだとか、なにか気に食わないコメントやらツイートがあるとアスペだとかと書きマウントを取ろうとしているように思えました。

それでも驚くことでもないし、騒ぐことでもない。俺の義兄にMS(多発性硬化症)を持っている人がいる。歩く時は杖を使いながら歩くし、足の筋肉が一部固まっているようである。しかし、俺はその症状や傾向について調べた事もない。要するに自分と直接関係あることでないと調べる気にもならない、というのが人間である。

世界の反対側では戦争をしている国もあるし、まだまだ貧困で苦しんでいる人々もいる。絶滅しそうな動物や珊瑚、異常気象が世界各国で起こっていても気になるのは有名人の不倫のニュースだ。

これは俺のスタンスだが、基本的に他人に期待をしない。特に発達障害には自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)だけではなく他にもあり、その一つ一つを理解してしている人は少ないだろう。

ここ数年ASD、ADHD、LP、HSPなどの言葉が民主化されたっぽいのだが、その使われ方が面白い。昔であれば「お前、馬鹿だろ?」と言っていたところが「お前、アスペか?」みたいに使われている。俺はそういう使い方をしている人たちに返事をする気すら起きない。意味も分かっていないカタカナ用語を使ってマウントを取ろうとする人と話すのは、はっきり言って時間の無駄である。

繰り返し言っていることであるが、発達障害を持っている人は自身がそうであることを他人に言わないことだ。本当に信頼している人のみに伝えるべきである。そして鬱などの二次的な症状を持っている人なんかも、SNSで変な人に絡んではいけない。ちなみにASDは対面が苦手な人が多いですが、Twitterのような文面で勝負するのはどちらかといえば得意な分類に入ると思っています。集団行動の中でも空気が読めないのではなく、人と違う感性を持っているだけです。特別なASDでも言いましたが、普通である事でマウントを取れると思っているありきたりな人の事を気にする必要はないです。知らないおっさんの気持ちを大切にするのはやめて、自分の感性を大切に育ててください。


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