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臼蓋形成不全とダイエット

2023年11月末に人口股関節手術 ・先天性の臼蓋形成不全による変形性股関節症の進行期股関節症の後期 ・OCM(前側方アプローチ)にて手術 ・股関節の前側方から筋肉を分けて進入する方法 ・筋肉を切らず、手術時間は60分出血量は60cc ・現在も毎日セルフリハビリ中



姉が4歳過ぎてからの股関節疾患の診断を受けたタイミングで
私も歩行開始後に股関節脱臼、臼蓋形成不全(発育性股関節形成不全)と診断されました。
記憶には無いですが、ギブスをつけていました。

股関節にかかる負荷、診察を受けると言われる「痩せてください」


歩く時には体重の約3倍、更に立ち上がったり、階段を上がる際は、それ以上の負荷がかかるらしい。
股関節の痛みで診察を受けたことがある方、医師から言われるのが
「痩せてください」
私がよく言われていたのは「まずは3kg痩せると楽になりますよ」
痛みが初期の頃は、痛くても動けたので、ダイエットによる痛みの軽減効果は抜群でした。
しかし、歳を重ねるに連れ、痩せても痛みが治まることはなくなりました。

痩せても痛みが減らない

毎日のように鎮痛剤の服用により、食欲自体が落ち、いつの間にか体重が10kg近く落ちていました。
※後に、この体重減少が良くない結果を招いたことを知る
BMIは18を切りましたが、ダイエットをしている自覚が無かったので、深くは考えていませんでした。
痩せることは股関節に良いとの過度な思い込みからですね。

PTさんからの指摘「今より体重が多い時のほうが調子良かったのでは?」


確かに思い当たることがあります。
元々、炭水化物はあまり摂らない、食事量も少ないから摂取カロリーも少ない。必要なたんぱく質を摂っても、本来の目的ではないエネルギーのほうに使われてしまう。
つまり体のたんぱく質を消耗、必要な筋肉まで減ってしまい、結果的に、股関節には良くない環境を自らつくっていたことに気付きます。
「使えない肉がついているから(笑)、ペラペラだから、まずは体重増やして」とリハビリ期間中は、PTさんから厳しく指導されました。
以降、私のリハビリに「しっかり食べる」ことが加わりました。
「食べるのもリハビリ、食べるの大事」