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窪み【詩】

出会いは淡雪

目の前に舞い降りて

美しさに目を奪われただけと
忘れてしまうのかしら
今日のことも

寂しいけれど
また生活の始まりがやってくるから

手のひらに舞い降りて

どこへも行かないでと願っても
また生活の始まりはやってくるから

忘れてしまうのかしら

もう
忘れてしまうのかしら

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