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際【詩】

その時
思い出すのは

生まれた日の光か

その時
感じるのは

その手に握った空気の感触

頬を伝う
温かさは途切れ途切れ

まだもう少しと
思うものかしら

その時
聞こえるのは

あの声で
あの手の温もりで

もうわからなくとも
見ていたいのは誰かしら

ふと次の季節を思う

「際」


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