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おしまい、の気持ち【詩】

あんなに苛立たしい
肌を突き刺す日差しが
少しだけ和らいだのを知る

おしまいというのは何でも
どこかちょっと
寂しさを運んできてしまう

煩わしくまとわりつく
湿り気を帯びた熱風が
少しだけ爽やかになる

おしまいを知って
何だかちょっと
ぽっかり穴が空いたみたい

終わりの花火が打ち上がる
騒ぎの残響は耳の中

「おしまい、の気持ち」

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