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将来の夢アンチが語る、(年代別)なりたかった職業〜〜!!

ハロー、ぱぴるすです。

全国民、小学校のときに必ず「しょうらいのゆめ」ってテーマで作文を書かされたはずです。
僕が小学校の頃は「サッカー選手」「野球選手」「ケーキ屋さん」などが定番でしたが、近頃の若いモンの間では「YouTuber」「(IT)エンジニア」なんかが人気らしいですね。
ちなみに、最近のこのような風潮は僕は悪いとは思ってませんよ。むしろ、パソコンに慣れ親しんだり創造性を育んだりすることにつながるかもしれないので、良いことかも?とすら思ってます。


「将来の夢」作文アンチ。

一方、「しょうらいのゆめ」を書きなさいという作文の授業は、苦手だし嫌いでした。小学校の時だけでなく、中学でも高校でも。

そもそも、学校の作文の授業って英語のライティングみたいに「主張・理由・具体例」みたいな構成についてもまともに教えなくて、ただ書かせっ放しだから教育的にどうなん??って文句はありますが、それは今回の主題ではないので置いておくとして……。

で、なぜ僕が将来の夢についての作文が苦手で嫌いかというと、このテーマの作文って、「将来こうなりたい!」「こういう生活を送りたい!」というビジョンを語るというよりも、「将来就きたい『職業』を書きなさい」という暗黙の了解、固定観念があるからです。

ここで、「将来〇〇になりたい」は英語で言うと

I want to be 〇〇 in the future. ですよね。

そして、将来の夢作文の暗黙の了解の下では、この〇〇の部分が名詞、それも職業だけに限定されてしまうのです。
でも本当はそこに職業じゃない名詞を持ってきても良いわけだし、形容詞を持ってきても良いわけですよね。

・I want to be a millionaire in the future. (大金持ちになりたい)
・I want to be free in the future.(自由になりたい)

内容はさておき、こんな感じの主張でも良いはずです。

もっと言うと、want to be の形に縛られる必要すらなくて、
I want □□ でも、 I want to do △△ でも一向に構わないと思うのです。
いや、むしろこれらの方が自然な発想に違いない。


僕のなりたかった職業を時代別に紹介。

幼稚園のとき


©2014 Pokémon. ©1995-2014 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

グラードン

当時幼稚園でポケモンが流行っていて、家でゲームを楽しむだけでなく、園内でも友達とポケモンの話で盛り上がったりしてました。
で、幼稚園児の男子なんて、つよそうなポケモン大好きに決まってるじゃないですか。
そんなわけで幼き日の僕は、園の七夕のイベントで
「グラードンになれますように」と書きました。

あれから20年ぐらい経ってもグラードンにはなれてないけど、今でもグラードンは結構好きですね。
あ、一応自分は晴れ男っぽいとこあるので、少しくらいは叶ってるのかも……??(とくせい:ひでり)


小学生のとき

お医者さん

親族にお医者さんが割といることもあり、「人の命をも助けることができる、素晴らしい!かっこいい!」みたいな感じでなんとなーく憧れていた程度です。

多分「しょうらいのゆめ」作文に書いたのも「おいしゃさん」で、親がそれを知って喜んでたんだと思います。
実際、中学受験のときも中学入学以降も親からは「医者になりたいんだろ?」的な圧はまああったし……。
それ以降しばらく、僕の「将来の夢」は、医者ということになっていた気がします。

ここで、なぜそんなに歯切れの悪い言い方をするかというと、単純に記憶が遠すぎてろくに覚えていないのに加えて、
将来の夢を医者と設定したことに後悔を覚えていて、(無意識的に)その選択を自分がしたと思いたくないからだと思います。

そして、なぜ後悔したかというと、「自分は将来医者になるものなんだ」と思い込んでしまって、将来何をしたいか・どうなりたいかについて、まじめに自分で考えなかったからです。

今考えると、「お医者さんなるのめちゃ難だし、そもそも医学部受かるんか??」って感じですが……。

また、この「自分は将来医者になるものだ」という固定観念は、中学、そして高校の途中まで尾を引くことになります。


中学のとき

ゲームクリエイター、声優

ゲームクリエイターは単純にゲーム好きだったからで、深い意味も熱烈な想いも特になかったですね……。

声優に関しては、小学校高学年からニコニコ動画とか見てたオタク予備軍だったのが、中学入学後に『涼宮ハルヒの憂鬱』『とある魔術の禁書目録』などのライトノベルや深夜アニメにハマってオタクになったのがきっかけです。

アニメにハマり、物語はもちろん、キャラクターのカッコいい・かわいい・特徴的な声に、僕は興味を持ちました。
そこから、エンディングのクレジットを食い入るように見るようになり、「このキャラクターは何て声優さんがやってるんだろう?」と確認する癖がつきましたね。

……

ちなみにこれは余談ですが、この癖が高じて(?)、
友達の家で、みんなで僕が初見のアニメ(『ハイキュー‼︎』だった)を見ているとき、登場するキャラクターの声優を6人ほど連続で的中させて友達をドン引きさせたという恐ろしい伝説があったりします。
「絶対音感」ならぬ、「絶対声優感」とでも言いましょうか。
とはいえ、まだまだ分からない場合の方が全然多いので、日々鍛錬ですね!

……

で、声優にもハマり始め、次第に「自分も声優なってみたいかも」みたいなことを思い始めるように。
ただ、この時も僕の「将来の夢」は医者に固定されていたので、絶対に声優になってやる!というほどではありませんでした。

高校のとき

声優、高校教師

この頃も変わらず、否、さらに声優にハマっていました。
そんな折、僕の中の声優ブームを急速に加熱させたのが、『ラブライブ!』。声優が自身の演じるキャラクターの衣装を着て、同じ歌とダンスをして、アニメーションを現実世界に再現するライブが大きな売りの一つの作品です。

この作品をきっかけに、自身の中で声優に対する興味は膨れ上がっていきました。ただ一方で、自分が声優になりたいという気持ちはむしろ萎んでいきました。

なぜなら、声優にルックスや歌唱力、ダンス、アイドル性などの要素が今までよりもずっと求められる時代になったと悟ったからです。
ただでさえ志望者のほんの一握りしか声優としてやっていけないのに、それに加えて加速する声優ブーム、求められるマルチタレントとしての能力。
こりゃ流石に無理や、と。

そんなわけで、「大学で演劇とかラジオドラマとかやれたら良いかなー」「別に本業として声優をやれなくても未練はないかな」と、整理がつけられました。


教師については、中学の頃から勉強が割と面白く思えていたのと、友達に教えるのも楽しく思っていたから興味を持ちました。
また当時、学校に不満を抱えていて、「俺だったら勉強こう教えるけどな〜」「理不尽な老害に生徒は抑圧されるべきではない」などと考えてましたね……。
今思うと、自分も同じ生徒という立場でありながら、どこかしら「生徒たちを救いたい」みたいなメサイア・コンプレックスじみた考えを持っていたんだと思います。

ちなみにメサイア・コンプレックス(救世主願望)とは、自分が救われていない立場にあるにもかかわらず、他人を救おうとしたがる心理状況のことです。
他人を救おうとすることで、逆説的に自分は救われた立場であることを確かめようとする、ということらしいです。
(他人を救おうと思えるのは、自分がすでに救われていて余裕のある立場であるからだ。という論理を無意識に組み立てるのだとか。)

メサイア・コンプレックスの定義通り当時の僕自身も救われてなかったし、そもそも世の中のことを何にも知らなかったし、
正直、将来のこととか分からんすぎるし、特にやりたいこととか知らね〜〜〜〜〜〜〜!!って感じでした。

自称進学校あるあるというか、ほとんどの進学希望の高校生あるあるだと思うんですが、高校時代って日々の学校生活と目の前に迫った受験をどう乗り越えるかにしか意識が回らなくて、将来のこと考えたり自分の興味あることや世の中のことを知ったりするの無理ゲーじゃないすか???
「あの時もっと戦略的な考えをしとけば……」みたいな後悔がチラつくことは少なくないですが、仮に当時と同じ状況を繰り返して良いとしても、戦略的な意思決定、後悔のない選択は多分できないんじゃないかと思います。
逆に考えれば、それはもうしゃあない、と諦めがついて良いのかもしれませんが。


大学以降

わからん!!

すみません、高校までで既にバカ長くなってしまったので、大学以降に関してはまたの機会に別記事で書こうかなと思います。
結局大学以降、なりたい職業は?と聞かれても、答えは「わからん!!」なのに変わりはありませんが。笑

何にせよ、「将来の夢」「なりたい職業」という具体的な何かを決めるのは、僕は得意じゃなかったみたいです。

「こういう生活を送りたい」とか「こういうことするの割と好きかも」みたいな、身近な幸せ・スキをたどっていって、気付いたら〇〇になってた、って感じのタイプじゃないかなと思います、僕は。
獲物に狙いを定めて疾走する肉食動物というよりも、周りに生えている草を食べながら歩いていく草食動物に近いタイプじゃないかな?という説です。



気付いたらかなり長くなってましたが、今回はこれで以上です。

また色々書いてい来ますので、よろしくお願いします!
おしまい!


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