【職場あるある】先輩や上司の話が「聞こえてるのに理解できない」とお悩みの方へ
先日いつものようにパチンコを黙々打ってたら、なんか新人っぽい子(多分新卒採用)がインカム(イヤホンつけて連絡取り合うやつね)が聞こえないらしく、耳に手を当てて何かプルプルしとる。
その十秒後くらいに、すっげー意地悪そうな先輩が新人君をめっちゃ詰めてたのだ。たぶんその先輩の口癖は
「わからないことがあったら聞いてねって言ったよね」
「ねえ、なんですぐ人に頼ろうとするの?ロボットじゃないんだから自分で考えなよ」
に違いないww
そのコンボは相楽左之助(るろ剣)の「二重の極み」の如し。
「どう対応しても怒られる」という2つの矛盾した言葉で、ターゲット(後輩)のライフを粉砕するのだwww
あーあ、この新人君は半年後には辞めてるだろうな。会社の上司は知ってんのか。こんなクソ先輩が貴重な新卒の芽をぶっ潰してる事を‥
パチンコ店や規模の大きいアパレルショップ、居酒屋などでは、ホールスタッフがインカムをつけて、連絡をインカムで取り合う店舗が少なくない。
そして接客業あるあるなのだが、インカムが聞こえない人が一定数出てしまうのだ。単純にイヤホンと耳の穴の形や大きさの相性が悪いだけの話なのに、そんな事で職場の序列が決まってしまうのだ。
ついでに言うと私もパチンコ店に就職当初、インカムが全く聞こえなくて相当困った。
ただ結論から言ってしまうと、インカムが聞こえようが聞こえまいが、私の後の人生への影響度はゼロ、無、ナッシング、null、であった。マジで悩んでた事が馬鹿みたいだったとつくづく思う。
という訳で今回は「インカムが聞き取れない人の対処法」について語っていきたいと思う。
ただこのお題だとあまりにもニッチすぎるので、こういう方にも是非聞いて欲しい。
日常会話でも先輩や上司の言葉が聞き取れない。
音としては聞こえているのに、言語情報として処理できない。
この症状で困ってる人は結構いると思うんだよね。
実はこの症状、私も新卒当時になってしまったのだ。今ではAPD(聴覚情報処理障害)なんて立派な病名があるみたいだが、私が新卒入社した頃なんてそんな言葉なかったからね。そういう輩はシンプルに「使えないヤツ」と一蹴されたものだ。
そんな使えないヤツの代表格だった私も、どうにかAPDを克服して店長までなれたので、聞いておいて損はないと話だと思うよ。
(一応)ホールのエキスパートだった私からみたインカムの重要度
私は今でこそヒキニート生活を満喫しているが、一応はゴリゴリの接客業の現場最前線からシフトリーダーから班長→副主任→主任‥と経験してきたので、ホールのエキスパートと自称してもいいと勝手に思ってる(笑)
そんな私からみたインカムの重要度だが‥‥
限りなく0だww
いや聞こえないよりは聞こえた方が良いのは間違いないけど、ジオングに足が必要かどうか程度の些末な問題だ。
はっきり言おう。インカムが完璧に使いこなせて、自分の担当コースの整理整頓を完璧にできるホールスタッフ10人よりも、何もできないけど愛想よくて可愛い女の子1人いた方が、店の利益につながるのだwww
フェミニスト軍団が聞いたら完全にブチ切れ案件だろうけどな(笑)
「顔でスタッフを選ぶなんて女性の性的搾取です!」
「スタッフの顔目当てで来る客も童貞チー牛野郎に決まってます!きいいいいい!!」⇚お前も大概なこと言ってるからなwww
な~んて言われてしまうかもしれないが、これは真理だ。愛想が良くて可愛い女の子が多い店は総じて集客率が高い。私はこの真理に忠実で、そういうスタッフ教育を堂々としてたから、お局スタッフにはすこぶる評判が悪かった。でも上司にはめっちゃ受けが良かっのだww⇚だから昇進できたんじゃねえの?
えっ?インカム聞こえない問題の答えになっていないって?それもそうだ。ではもう少し真面目に答えると‥
✨インカムが聞こえるかどうかなんて放っといて、接客(コミュニケーション)術を磨いた方が絶対いい。
顔は遺伝だけど、接客は努力でなんとでもなるでしょ?
ただし!!くれぐれも勘違いしてはいけない。「接客」というのはスタッフや上司含めてだ!これを履き違えると、あなたの居場所は確実になくなってしまう。
接客術やコミュニケーションのHow toなんて、腐るほど本や動画で溢れている。その中で自分の腑に落ちるものを選んで実践すれば良い。
昔の私もそうだったのだが、耳が聴こえないと解決策が「どうすれば聞こえるか」に囚われてしまうものだ。
弱点を克服したい時は、そのフィールドで戦ってはいけない。盲目のピアニストが目が見えるよう努力する訳ではないのと一緒。
彼等は「見えないものは仕方ない」と割り切って、聴力を極限まで研ぎ澄まし、音符を全て暗記しながら演奏する。そんな姿勢に人は感動するのだ。
だからスタッフから好かれる接客術だって、「インカムが聞こえていない」というハンデを持ってる人のほうが実は有利なのだ。
聞こえなかったら全力で発言者の元へ走っていって内容を確認したり、「いつも聞こえてなくてすみません」な~んてしおらしい一言を添えてみればいい。
そうすれば「ああ、この子はインカム聞こえてないけど、本当一生懸命なんだな」なんて勘違いしてくれるかもしれないぞ(笑)
耳が使えなくても、手・足・目・口‥いくらでも使えるものがあるのだ。乙武洋匡さんを見なさい。五体不満足なのに精力絶倫の一本大満足野郎ではないかwww
APD予備軍の人達が鍛えるのは耳ではなくて脳
そしてそれは、APD(聴覚情報処理障害)予備軍の人達にも同じことが言える。
一応断っておくが、私は特定の上司や先輩以外の話は聞くことができた。もし慢性的に人の話が言語情報化できないのであれば、これから話す対策は効かないかもしれないのであしからず。
家族や友人の会話は聞き取れるのに、怖い先輩や上司の話がどうしても聞き取れない。こういう時は耳がおかしいのではなくて、耳から入ってきた情報を処理する脳の方がバグっているのだ。
身近な人の声は、高さや声色などがパターン化されて脳に蓄積されているので、僅かな情報でも言っていることが理解できる。でも面識が少ない人の場合、声色などのデータが蓄積されていないので、身近な人と同じ感覚で聞いていると、情報を言語化出来ない。
更にその相手に恐怖を覚えていると
「聞き取れなかったらどうしよう」
「また怒られるのかな」
等のノイズが入りまくるので、少ない情報を更に容量の小さくなったCPU(脳)で言語化しなければいけない…そりゃあ、何喋ってるのかわからないよね。
だからこの場合の対処法もインカムのときと一緒。
コミュニケーション力(接客力)をぶち上げて、その人の言語情報を脳に大量にインプットするのだ。
白々しくメモとったりするのでもいいよ。その時の相手の表情やリアクションとかも見て、
「この人はしつこく聞く方が頼られると思えて嬉しいのかな」
「ああ、この人はしつこく聞くと嫌なのかな」
「それであれば一回その場を離れてから、質問事項をシンプルにまとめて聞いてみるか」
等色々考えてみるのだ。要はその人に興味を持つのだ。
そりゃあ暫くは情報不足で地雷を踏んでしまうかもしれないよ。でも必死に『この人とコミュニケーションを取りたい』という意志を全身で伝えれば、相手も進んで情報を開示してくれる。そうする事で脳内にその人のデータが蓄積される。
その積み重ねで、脳の神経回路がしっかりとしたものになり、僅かな情報でもしっかり言語情報化できるようになるのだ。
‥とはいえ、その人物が「理解するに値する人物」だったらの話だからね。
中にはいるよ。そういう歩み寄りを「こいつは俺の下僕にできるな」とか企みだす本物のクソ野郎が。
その兆候を感じたら、もう迷うことは何もない。日本全国に386万社あると言われる会社の一つと、たまたまソリが合わなかっただけの話だ。
と、心のこもった退職届を出せば良いwww
最後に
人の能力は、実は殆ど遺伝で決まっているらしい。知力体力は勿論、努力できる能力すらも遺伝なのだ。
こんなクソゲー運ゲー社会だが、私は自分の意志で切り開く事ができる力が一つだけあると思ってる。それが勇気だ。
勇気って言うとなんかインチキ臭いのだが、具体的に言うとこういう事だ。
この挑戦に特別な能力も継続的な努力も必要ない。「事なかれ主義の自分に一瞬抗う」だけの簡単なアクションだ。
そして今回話したことは、煎じ詰めて言うなら「苦手な人に勇気を出して心をひらく」という、至ってシンプルな話だ。
ちなみに勇気の勝率はおよそ65%だと思ってる(あくまで経験則)。100回勇気を出せば65回は勇気出して良かったって結果になる。
まあスーパー海沖縄5で、満月リーチが出た時くらいには成功する確率だ。気軽にチャレンジして欲しい⇚たとえヘタかww
という訳で今回はここまで。
もし今回のようなことで悩んでる方がいたら、実際私はこの方法で克服している。試して見る価値はあると思うぞ。
それもまた一つの勇気だ。
サポートして頂ければ私のモチベが500倍に上がります(だから何なん?www)。こんな私をサポートしてくれるあなたは、心底良い人なのですね😊