無関心でいようとすることの難しさ

取引先と仕事をするとき、同年代の方と話をすることがあったので
仕事に対しての姿勢ややってみたいことはなんですかと聞いたことがある。
回答はこうだった。

とにかく残業はしたくない(お金は程々でいい、帰ってゲームをしたい)
先輩が残っているから帰りずらいんですよね
この会社は楽そうだから選んだ
結婚しなければこの会社にはずっといないかもしれませんね

うーん、、、個人的には賛成しずらかったが、そうですよねーと適当に返事をしておいた。こんなものでいいのだろうか?
自分の人生じゃないから
「こうした方がいいんじゃないですか?」
なんてことは言わない。

その人なりの仕事の価値観があっていいのだと思う。
だけど、まだ20代なのにそんなのでいいのかよと思ってしまう。
他人なのになんだか悔しかった。

経験ではこうした人と仕事をすると、どこかに抜け、漏れがあることが多かった。
必要な情報がこちらに届いていなかったり、期限をつけて回答を求めたことが
出てこなかったり、返ってきても的を得ていなかったり。
その度になんでこんな人たちがいるんだと、湯を沸かせるくらいに怒っていた。

ある時は、期待しない生き方など、ブッダの教えが書いた本を読んだりしてみたが
それは意識を違う方向へ向けるだけで、根本的な問題解決にはなってない。
いずれこの意識をそらすやり方にも限界がくる。

そしてそれを諦めて、そんな人になってしまわないか危惧することがある。
もし自分だけが安全地帯に行けたとしても、全体がそうでないならそれも
いたたまれない。

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