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散歩や散文。

写真フォルダを眺めていて気づいたのだが、私が撮る空の写真は、圧倒的に夕方の空が多い。ここ最近の写真に関しては、全て夕方の空である。思えば、さっき朝の散歩をしたとき、1枚も写真を撮っていないどころか、空も見上げていない。朝日が眩しくて、麦わら帽子をかげにして、ひたすら下を向いて歩いていたように思う。道端に落ちているゴミばかり見て、汚いなあ、、、なんてずっと思っていた。
1日が終わりに向かっていく夕方が落ち着くようになったのはいつからだろう。物事に終わりがあるのは安心材料だ。ゴールがないと走れない、そんな感覚。
鮮やかな夕焼けを眺めていると、私の終わりを考える。まだ真っ暗闇にはなっていない、けれど、眩しいくらいの朝日ではない。私はまだなにかできるのかな、やりたいことはあるのかな。おばさんになっても、悩み続けるのは変わっていない。

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