初めてダンスのある生活へ
ダンスの世界にただただ憧れた女の子がプロのダンサーになる過程を振り返りながら気楽に書いていこうと思います。
私は、その時中学2年生14才。運動も勉強も特に得意ではなく少々落ちこぼれ。毎日の部活(バレーボール部)も朝練からしっかり参加していたが、レギュラーにはなれずパッとしない毎日。
そんなある時、部活の友達から宝塚のビデオを借りる。この時点で年齢がバレそうですが・・・。
このビデオが私の世界を変えた。灰色に見えていた毎日がカラーになったような衝撃。きっと白黒TVからカラーTVになった時はこんな衝撃だったんじゃないだろうか?
ステージに立つ出演者は、みんな本当に楽しそうで、美しくって、ありえないくらい輝いていた。その後、いろんなビデオを何度も見返し、挙句の果てには、観すぎてテープが擦り切れてしまうことも。しかし、そこは執念でセローテープを貼り修復し、また観るという毎日。
このとにかく観まくるというのが、その後とても役立っていた。なぜなら、イメージできないことは表現できないから。
平凡だった毎日だけど、ショーを観ている時間は、すべてを忘れ、観終わると元気になっていた。
この時は、ただただ憧れ、自分が踊るなんで夢にも思っていませんでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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