自己実現力のゴールを目指して4

なぜ、意見が出ないのだろう？

例えばこんなことを言ってはいないだろうか？
＊知識や情報を並べただけで、結局自分の見解がない。
＊言いたい事が沢山有りすぎて絞れない。
＊言いたい事が自分でもハッキリとしない。
＊「意見」は出しているのだけど、どこか一般的で虚しく自分が本当に言いたい事なのか疑ってしまう。

自分の意見が打ち出せない原因としては？
＊そもそも考えていない。
＊大きすぎる問いを丸ごと相手にしている。
＊自分の深根にある想いに嘘をついている。
＊その問題に対する基礎知識、情報が不足しており、意見を言う資格がない。
＊決断によって生じるリスクを引き受けられない。

などの理由が考えられる。自分では意見だと思っていても、まだまだ前提で有り感想であったりする事が多い。

自分の意見を出す方法。

言葉にならない心の引っ掛かりを、胸のモヤモヤは、意見の種だがそのままでは消えてしまう。意見を出すのは考える事だ。

考える道具をもて！
自分の頭で考えるために1つ道具を持つことにしよう。
考える道具は「？」の形をしている。「問い」だ。

自分で「問い」を立てて、自分で「答え」を出す。さらにその答えに新しい問いを立てる。問い⇨答え⇨問い⇨答えを繰り返していくことで、考えを前に進めていく。

大きな問いに、いきなり答えを出そうとすると、考えるのが嫌になってしまう。
そこでまず、その問いを考えるために有効な幾つかの小さな「問い」を洗い出す。
最初は良い問いが浮かんでこなくても、数を出していけば徐々に慣れてきて良い問いが立つ宵になる。
洗い出した「問い」を選んだり、整理したりしながら、それぞれの問いに自問自答を繰り返す。
これを粘り強く繰り返してゆけば自分の考えがハッキリする。
これが自分の「意見」だ！