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朝読書

仕事を辞めてからの日課。
起きて、顔を洗って、歯を磨いて、
白湯を飲みながら読書。
仕事をしてた時は、目が覚めたらまずスマホ、
ついでにテレビも流し、だらだら支度開始。
時間に余裕のある今だから出来る事なのかもしれないが、
何となく頭の冴え方が違う。(気がする)
少し読んで、さあ今日はこれをしよう、
と計画的に動ける。(気がする)

思い返せば、中学・高校と、朝読書の時間があった。
確か朝礼よりも前。
登校して、少しずつ友達が揃って、
昨日のテレビの話やら、家族の話、
好きなアーティストの話なんかで盛り上がってたら、
最初のチャイムが鳴ると同時に先生登場。
急いでそれぞれの席に戻り、15分の読書タイム。
みんなそれぞれのワールドへ。
私は15分では物足りず、気持ち早めに登校し、
友達が揃う前も本の世界に。
先が気になる時は休み時間にも、もくもくと読んでいた。
初めてのアルバイトも本屋さん。
本に囲まれ、ポップを書いて、楽しいアルバイト、
のはずが、店長ガチャ大ハズレ。
それがきっかけだっかも。
書店に行く足が遠のいた。別の書店でも。
また映画という現実逃避の手段がある事に気がついた。
本とは違い、映像や音楽で楽しむ世界。
しかも、このご時世はサブスクなんて魅力的なものがあり、いつでもどこでも、色んな世界が楽しめちゃう。
最高なんです。様々なんです。

本との再会は数年前。
引っ越しをする時に本棚を持ってきた。
長らく手をつけてなかったし、荷物になるから持って行くか迷ったが、
ふとした時に、なんかあった時に、読み返したくなるかなと思って。
いざその時が来た。
絶好の暇を持て余したニート期が。

改めて本棚を見返すと、お気に入りだけが並んだ私だけの陳列。
タイトルを眺めてるのでさえ楽しい。
一冊読み返すと、文字で引き込まれる世界。
懐かしい…!そして楽しい…!
最近は好きなエッセイを、毎日一章節ずつ読んでいる。
あんなに才能溢れる魅力的な人も、裏ではこんな事があって、
こんな努力をして、でも私と同じように打ちのめされて、こんな風に考えるんだな。
と、共感も感動も驚きも学びもある。
読むの2回目なのにね。
持ってきてよかったね。
何冊読み返せるか楽しみだね。

さて、今日の最終面接でしたが、
好感触で話は進み、
「では、次の面接に。」
え?
これが最終じゃ無かったの?
…聞いてないよーーー。
どうやら面接の壁はまだある様子。

まあ落ち着け、
ちゃんと進んではいるから、
偉いよ、自分…。
進んでいるのに、進んでいない、
こだわって決めた仕事だから慎重に進みたい、
けれど生きて行く上で稼ぎも大事…
色んな感情になり、ちょっぴり涙。
ご連絡まではパワーチャージ期って事で、
今夜は気が済むまで、本の世界へ現実逃避といたします。

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