しつけトレーニング いざ、実践編へ
どうも、愛犬家の「ちーさん@勉強中」です。
今回は「愛玩動物飼養管理士」で学んだ【しつけ】について、実際の方法を少し書いていこうと思います。
しつけの方法がたくさんあって迷ってしまう、という悩みを、しつけを行う飼い主側の考え方や心構えで選んでいくという提案を書きました(→コチラ)。
今回は犬が「しつけトレーニングをどう捉えているか」という方向から、超基本的なトレーニングの実践について書いてみたいと思います。
それでは、いってみましょう。
すぐに
すぐに
「褒める」にしても「叱る」にしても、すぐに行わないと、何に対して飼い主がその行動を取ったのか、犬には理解することができません。
もちろん、説明してもわかりません。
だから、褒美であればすぐにあげやすいもの、例えば小さく小分けにしてあるオヤツとか、もっと早くなら飼い主さんの「よし」と笑顔や喜んでる態度ですね。
そして、そのあとすぐにご褒美をあげる。
そうすると「よし」とご褒美も結びついて、「よし」は良いことなんだということもわかってもらえるようになります。
継続的に
例えば「オスワリ」。
この「オスワリ」を覚えるまでは毎回褒めて「ご褒美」をあげてことが大切です。
ただ、「オスワリ」をもう覚えてしまったら、毎回ご褒美をあげるよりも、断続的にあげたほうが、ご褒美に対する期待感が高まって、効果があがるそうです。
(とはいっても、ご褒美を期待して尻尾ブンブン振ってる顔の前であげないのって難しいですけどね)
色んなシチュエーションで
初めて、リビングでトレーニング中に、あなたの「オスワリ」に反応して犬がお座りをして褒められたとします。
この場合、犬が理解しているのは、「リビングであなたが「オスワリ」と言って座ったら、褒められた♪」ということ。
なので、ほかの家族の方が「オスワリ」と言ったからといって座ってくれないかもしれないし、あなたが公園で言ったからとしてもしてくないかもしれません。
まずは愛犬が集中しやすい環境でトレーニングをし、できたら今度はほかの人が行い、そして今度は外の静かな場所で、公園で、と順々に練習していきましょう。
怒らない、焦らない、怒らない
前回も書いたうちの愛犬の女の子のほうが、甘えっこというか飼い主と離れることを異常に嫌がります。
なので外での「マテ」がとても不得意。
家ではできるから理解してるはずなのにぃ、とキーッとなったりします。
でも前回書いたように、なにかを愛犬にしてほしいというときに、怒ってしまっては、そのトレーニングに嫌なイメージを持ってしまうので悪循環になります。
さらにその嫌なことから逃げるために、愛犬が攻撃的になってしまうこともありますし、その人が現れたり、同じような場所に行ったときに、怖がってしまって逃げようとしたり、攻撃しようとしたりと望まない行動を取ってしまうこともあります。
そんなことになってしまっては、これから楽しく私たちと暮らしていってもらうためのトレーニングなのに元も子もなくなってしまいます。
「してほしい」と思うときは「しなかったこと」をしかるのではなく、「してくれた」ことをガンガン褒めていって、犬がするのが嬉しいと思ってくれるようにがんばりましょう、私たちが。
忍耐、忍耐です。