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第456話 近くに家族がいると安心

ニッポンのみなさん

こんばんは。

公務員大家ダイモンジです。

このブログでは、

50才のワタクシが、

勤め人最後の10年間を乗り越え、

明るい老後を迎えるために、

毎夜、熱く語らせて頂いています。


前回のテーマは、

「よいと思った選択が正しい選択」

でした。

今回のテーマは

「近くに家族がいると安心」

です。

よろしくお願いします。


我々の一時代前の世代は、

「受験戦争」と言われるものがあり、

ストレスで、子どもが親を金属バットでなぐる、

なんてことがニュースになり、

世間を騒がせていました。


かたや、我々の時代も、

そこそこ、受験熱が高く、

がんばって勉強していた世代だと思います。


良い大学に入れば、

良い就職ができ、

幸せな人生が待っている・・・。

そう信じられた時代だったと思います。


一方、ワタクシの娘と息子は

今年、大学、高校を受験するようです。

しかし、家庭内は、一向に受験っぽい雰囲気が漂っていません。

(勉強してているのかな?)

と疑問に感じることがよくあります。

心配はしていません。

ワタクシも妻も何も言いません。

そんな時代です。


では、なんで、子供たちに

そのような余裕が生まれるのか?

それは、大学に全員が入れるからです。

最近、こんな話がありました。

「私立大学のマッチングを文部科学省が行う」

というのです。

地方の私立大学は、

約半数が定員割れしているそうです。

定員割れしている大学同志をマッチングさせ、

存続を図るのが目的だそうです。


そのような大学は、

確かに学費は国立に比べて

高いのですが、

看護師になれたり、

教員になれたりします。

そうすれば、とりあえず、

各自、自立の道は探れるわけです。


また、最近の子供たちは、

都会へ出ていかない傾向があるようです。

今では、都会にあるものが田舎で普通に買えるし、

親元を離れない方が安心感があるのでしょう。


このような時代を背景に、

ワタクシの子供たちは、

目の色を変えて勉強をしないのだと思われます。


子ども達の様子を見て、

ワタクシは良いものだと思っています。

都会へ子供が出ていった場合、

その子たちが帰ってこないと、

地方の家は無くなります。

このような経緯で、

地方が確実に衰退していっています。

悲しいことだと思います。


子ども達にとってはどうでしょうか?

仮に結婚して子供ができたときに、

共働きでは、子供の面倒を十分に見ることは不可能でしょう。

そこに自分や連れ合いの両親が

近くにいてくれたどうでしょうか?

送り迎えや、食事の世話など、

あらゆる援助が受けられます。


同じ家に住まなくても、

自分の子供たちが近くにいて、

何かあればすぐに集まれる距離感が大切だと思います。


ですから、近くにある

定員割れている大学を選ぶことは、

決して悪いことではないのです。


家族が近くにいることは、

お互いにとって安心なことかもしれません。


それでは みなさん

ダンケシェーン


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