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拓郎さん…ありがとう。



遂に拓郎さん…


”最後のTV出演”

を経て。

”最後のラジオ出演”

を終えられまして。


とうとう「伝説の男」
音楽活動から退く事になりました。


お叱りを覚悟で書きますと
拓郎さん。


本当に歳とりました…。


上の写真を見て、もう76歳。

あの眼光鋭く、常時火薬の匂いのような
ただならぬ気配というのは微塵もなく。

やりきった!!

という事であることを
願うばかりです。


もう書ききれないくらいの
”超大物”と呼ばれるミュージシャンの
皆様が

「影響を受けた人物」

としてあげる吉田拓郎。


正直、僕は世代ではないんです。
僕よりも少し上の年代の皆様が多分
モロ世代。

僕が最初に拓郎さんを知ったのは

”氷室京介さん”

によるもの。

その時中学生でしたけども、
伝説のバンド「BOOWY」が解散。

いち早くソロ活動を開始した
ヒムロックがまず最初、
僕らに披露してくれたのが
”ANGEL”
でした。

そのカップリングとなっていた曲が

「たどりついたらいつも雨降り」

だったんですよね。


かなりヒムロック流にアレンジは
されていたんだけど、

(これ、氷室の曲じゃないぞ?)

というのが最初のキッカケ。


なんで?ヒムロックがこんな昔の歌を
カバーするんだろ??


っていう少年の心(当時は・笑)に
火が点いたのがキッカケでした。


その頃まだ街中では複数あった(!)
”レンタルCDショップ”
に足を運びまして。

吉田拓郎の楽曲を聴き漁った、
という流れ。

「夏休み」
「我が良き友よ」
「結婚しようよ」

などなど。


(ん!!聴いたことあるぞ?!)


と、初めて聴くはずのアーティストなのに
知ってる歌が多数あったことに
驚きを隠せませんでしたね。

そういう意味では誰しもが

生まれて初めてビートルズを聴いた

感覚と似ています。


当時、親から

”カップスターのCMソング”

が拓郎さんの作品だとも
教えてもらいましたね。



ヒムロックを筆頭にして、
感化されたわけですが。

その後、僕が最も尊敬する人のひとり
”奥田民生氏”
も絶大なる尊敬の意を表していることを知り。

僕の中で拓郎さんがどんどん
”カリスマ化”していきました。


日本の音楽シーンの中で

「吉田拓郎が初」

という冠詞がつく事柄が
あまりにも多すぎて(!)
ホントにすごい人なんだなぁ…と。


中でも、かの

”中島みゆき”

さんが、そもそもはこの
「吉田拓郎の追っかけ」
としてフォークを志したっていう
逸話も大好きです。


そして長い時を経て、
そんな自身の”追っかけ”だった
中島さんより本当に数少ない

”拓郎が他人からの楽曲提供を受けた”
事は有名で

「永遠の嘘をついてくれ」

がその作品。

吉田拓郎と言えば、
”他人へ楽曲を提供する”
ことで超有名。

森進一さんの”襟裳岬”などは
中でも特に有名ですよね。

そんな拓郎さんがどうして?
中島みゆきさんから?

などの逸話も本当に大好きです。



ちなみに、現在僕が住む自宅。

数件先にかつて
浅田美代子さんと暮らしてらっしゃった

とされる場所があり。
もうそれが嬉しくて嬉しくて!


…本当かどうかは確かめられないけど(笑)


毎回、年配のタクシー運転手さんに
同じ質問をしては

「ああ!そうらしいよねぇ~?」

なんて答えを聞いて
ニンマリしていたものでした。



ハッキリ言って、僕の親父の世代。

拓郎を口ずさむと、決まって
年配の方からは

「拓郎?!よく知ってんね!」

と言われました。

それが元で意気投合できた
若い頃の記憶もたくさんあります(笑)


あんなに口が悪くて
喧嘩っ早いお方が(失礼)

こんなに美しい言葉とメロディを
紡ぐというのが
若い僕にとって衝撃的でした。

”言葉の使い方”

という事にとても興味を持つ
キッカケになったのも拓郎さんです。


やっぱり僕にとりましては

「人生を語らず」

という楽曲が最高でして。


そしてやはり!
「落陽」
ですよね…


”苫小牧発仙台行きフェリー”

と聴くだけで
涙が出てきそうです(笑)


「おきざりにした悲しみは」

「明日に向って走れ」
なんてホントにもう…


あとは
「今日までそして明日から」
ですよね!

一体何人のアーティストが
唄ったんだろう?
と思うほどです。

「元気です」
もTOKIOさんが番組で使ってました。




もう話が終わりません…。

寂しいです。
もう活動しないんですね。

ホントにすごい人です。



かなり個人的な内容で
申し訳ありません。

普段近しい人にも
なかなか言えなくてですね?
なんとなく…

クルマで聴くのも必ず
一人の時!
だったりしました(笑)


2022年末を持って引退!


という事でして。



拓郎さん、
本当にありがとうございました!

そしてお疲れさまでした!



とても失礼な言い方、変な言い方ですが。


長生きしてほしいです。


まだまだ僕は拓郎さんの楽曲を
鼻歌にして料理したり掃除したりします!


それと最後に、これはお願いですが…


坂崎幸之助さん!


これからもまだまだ
即興で拓郎さん
歌い続けて下さい!

お願いします。





END





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