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クラウドファンディング成功のパラメータを考察する

実は、将来クラウドファンディングに挑戦したいと思っている。挑戦するからには絶対成功させたいところだ。そこで今回は、諸先輩方のプロジェクト(CAMPFIRE)の中から自分的に「これは素敵だ!」と感じたものをベースとして、成功を決めるパラメータはなにか?考察してみたい。さらに、「これはもっと改善の余地がある」と感じたプロジェクトからも成功のパラメータを考察する。後者については偉そうに「自分ならこのようにする」を語ってしまっているので先に謝っておこうと思う。偉そうですみません。。

結論:導き出したパラメータ

今回導き出したクラウドファンディング成功のパラメータは以下の通りである。

真の目的からのブレ度(あれもこれもで中途半端にならないこと)
質感の良さ
心おどるギミック
目新しさ
〇〇だけでなく××がある(一石二鳥的なアイデアがある)
自分では作れないな感
使い方が身近なシチュエーションでイメージできる度
紹介ページの素敵度

クラウドファンディングに挑戦する際には、このパラメータに留意して進めたいところである。以下、考察に用いたプロジェクトとポイントを記載するので引き続き読み進めていただければと思う。終盤、プロジェクトに対して偉そうに意見をしています。すみません。

参考)私的、これは素敵だ!プロジェクト3選

1.ギミックたくさんだけれど、どれも使い方がイメージできるモバイルバッテリー

主目的の達成度:★★★
ギミックくすぐり度:★★★
使い方の妄想が捗る度:★★★

主目的はモバイルバッテリーであるため、十分なバッテリー容量が求められる。一方で携帯性、機能性を求めるとサイズを小さくする必要がありこのバランスが難しいが、この製品はしっかり1万mAhを確保しているのがよい。そのうえで小型・軽量、ナイトライト、スマホスタンドなど多数の機能を織り込んでいる。特筆すべきは明かり調整のギミック触ってみたい!と思った

ぜひ紹介ページを参照いただきたいが、実際の利用シーンがイメージできるのもとても良い。私の場合、妻が寝室で使うだろうな、、とイメージできた。使い方のイメージができて、妄想にふけられるのは未だ見ぬ製品に没入出来て良いと思った。

2.質感がとてもよさそうでほかに類をみないので見せびらかしたくなりそうなヒカリもの

質感の良さ度:★★★
見せびらかしたい度:★★★
あまり類を見ない度:★★★

ヒカリものはどこか低俗なイメージがあるが、このプロダクトはとても精巧に造られていそうであり、ボディの質感もとてもよさそう。どこか高貴な感じすらあり、そこがプレミアム感につながっていて物欲をくすぐられる。光源の質もよさそう。

今まで見たことないようなプロダクトに思えるので所有してみたいし、見せびらかしたいと思った。製造元のこだわりポイントや質感がしっかり伝わってくる紹介ページも素敵である。

3.「おしゃれ」だけでなく「かわいい」も持ち合わせた自分ではつくれなそうだと思わせる栽培ライト

〇〇だけでなく度:★★★
自分では作れない度:★★★
紹介もおしゃれ度:★★★

植物栽培は個人的に好きな分野なので大好物のプロダクトである。このプロダクトは栽培だけでなくインテリア要素を持ち合わせており、単におしゃれだけでなくかわいさも入れているところが個人的にツボだ。

過去にこの手のものを多数DIYしてきたが、自分ではインテリアになるような素敵なデザインで作り上げることができなかったのでこれは欲しいなと思った。インテリアを標榜するプロダクトだけあって、紹介ページもとても素敵であり支援意欲がそそられる。

唯一気になったのは、「明かり」の波長が本当に植物が成長するのに適した波長なのか?である。真に成長を促そうとすると、もっとピンクになるのではないだろうか。一方でファンディングとしては成功している実績からすると、支援者は、プロダクトに求めるド本丸の要件以外はあまりきにしないのか?と思った。このプロダクトに対して真に求めているのは見た目であり、植物がぐんぐん育つことを望んでいる支援者はいないのだろうと思った。家のなかでも植物が枯れなければ良い程度だろうか。もしくは、「UVで瞬間除菌」的なプロダクトやレ〇コップしかり、世の中の大半はいったもん勝ちみたいな世界なのだろうか。

参考)これは惜しいぞ!プロジェクト2選

1.あれ?自分で作れちゃうかしら、、と思ってしまうアボカド育成キット

自分では作れなそう度:★☆☆
映え度:★★☆
〇〇だけでなく度:★★☆

なるほど!とおもったけれど、これは自分で作れるね。。って思った。

部屋で育てるのであれば、インテリア性でもっと尖ってもいいのではないか?とも思った。たとえば栽培だけでなく映えます!を狙うとか。具体的には、アボカドの芽がでてくると、海洋に浮かぶ無人島に見えるようなキットにするとか。映え狙いで「ハイポネックスいれて青い海を再現してみた!」とか、「人形置いアレンジ」などいろいろ盛り上がりそうな予感しかしない。改善する際に最も大切にしたいのは、島の質感であることは言うまでもない。

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2.すごい効果があるのだけれどソコではない、目新しさの無いモバイルデュアルスクリーン

目新しさ度:★☆☆
見せびらかしたい度:★★☆
なんと!それはすごい度:★☆☆

3画面になるのは見た目にはすごいけれど、どことなく目新しさが感じられなかった。また、デュアルディスプレイによる生産性向上効果についてかなりのコストをかけて訴求しているが、そこまで説明は要らないかな、、と感じた。「ディスプレイが増えれば間違いなく便利」ということは明白なので、具体的な数値のようなものは気にならない。つまり、「なんと!42%も生産性向上するの!?よし支援しよう!とはならなかったのである。3番目に紹介した植物栽培ライトプロダクトにおける「一般支援者はライトのスペックについてはどうでも良いようだ」に近しい感覚かもしれない。

そのうえで、デザイン、アイデアも普通かな?と感じ、食指が動かなかった。技術的には2枚のディスプレイを軽量に仕上げられているので、例えばこのようなプロダクトとしてみてはどうだろうか?ノート型デュアルディスプレイである。疲れた時など、意外と手元(真下)にディスプレイがあると見やすかったりする。上位モデルは下のディスプレイを液タブにしてしまうのはどうだろうか?個人的にはどなたかに作ってもらいたいし、すでに世の中にあるようであればごめんなさいだ。

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以上である。改善案などと意見をしてしまいました。改めて、偉そうですみません。

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