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時給100円から脱却した方法

こんにちは!戦略的広報PRコンサルタントの山田佳奈恵です。


フリーランスや起業したばかりの頃は、誰もが売上が思ったように立たず、苦しい思いをするものです。
会社という組織(束縛?)から解放され、自分らしく自由に働ける分、自分という素材をいかにコントロールしていくかが重要な鍵です。

そこで、何を隠そう、実は私。

今でこそ株式会社グラヴィティという組織で代表取締役を務めていますが、2013〜2014年ごろは「自由」を履き違えて仕事にもならない仕事ばっかりしていたおかげで、実は当時の収入は時給に換算すると100円以下!

OL当時の貯金がどんどん減っていく毎日だったので、掛け持ちで日雇いバイトをしていたこともあります・・!(お恥ずかしい)

当時は、キラキラ起業女子が台頭しはじめた真っ盛り。
実は時給100円以下の貧乏女子で、日給7000円前後の日雇いバイトも隠れてこそこそやっていたなんて、Facebookではぜーーーったい明かせるはずもなく。爆

よく昼からスパークリング飲みながら、キラッキラのランチ会とか行ったりやったりしてました・・・
典型的な、実は稼げてない系の女性起業家でしたねw

表向きはSNSでこんな写真をよく上げていましたが、z●z●townの倉庫や地元の工場で日雇いバイトもやってました(伏せ字の意味)


そこから現在は常勤スタッフを3名雇うまでに会社を(一応)成長させることができたのですが、ここに至るまで、どうやって時給100円を脱却するために時間を効率的に使って仕事を進めて、売り上げも上げてきたのか。

成果を上げるための具体的な3るつのステップを皆さんと共有したいと思います。


・“自分の時間”を最大限に有効活用する

フリーランスとして働くことの最大の魅力は、その自由度にあります。
自分のペースで仕事ができる、好きな時間に働ける、場所を選ばない。
この自由さは確かに魅力的ですが、同時にそれは大きな制約をもたらします。

特に働くママの制約(というか悩み?)といえば、育児や家事との両立です。

私自身、子どもが生まれる前はかなり夜型の生活を送り、自由気ままに仕事をしていました。朝遅く起き、昼からのんびり仕事を始め、夜遅くまで。時には徹夜することもしばしば。

一見仕事漬けの毎日で、生産性が高いように思えますが、今振り返ると効率的だったとはとても言えません。

子どもが生まれてからの生活は、それまでとは一変しました。
朝早く起きるために夜も早く寝る、規則正しい生活にシフトせざるを得ません。日中は(というか0歳の頃は特に24時間体制で)子どものお世話がメインになるので、当然、仕事に割く時間はそれまでの何十分の一になりました。

この変化により痛感したのが、限られた時間の中で効率的に仕事をこなす必要性です。

出産前から、私はライターとして飲食店や整体院などを紹介する記事を執筆していたのですが、請け負っていた案件は単価が高くないものが多く、それなのにダラダラと時間をかけて仕事をしていました。

この頃の売上は、時給換算すると驚くほど低いものでした。
計算すると、時給100円以下だったのです・・・!(恐ろしい)


しかし、子どもの誕生が私の働き方を大きく変えました。
集中して仕事に取り組める時間、自分が一人になれる時間は限られているので、いかにして“自分の時間”を効率的に使って成果を上げられるかを考えるようになったのです。

試行錯誤しながらにはなりましたが、具体的には、この3点が生産性を高めたポイントだったかと思っています。

1.自分が絶対にやりたい/やらければいけない取材対応は自分でやる
(例えば単価の高い取材や、得意ジャンルの取材など)

2.その代わり、自分じゃなくてもできる取材は、他のライターさんにどんどん振る
(例えば遠方の取材や単価の低い取材、得意ジャンル以外の取材など)

3.自分が苦手な、SNSまわりの画像作成や運用サポートは、得意な人を探してお願いする


その結果、以前よりも短い時間で、以前よりも高い収入を得ることができています。

重要なのは、自分ひとりで仕事に集中できる時間を最大限に活用し、その時間にいかにして収入を生み出せるか、ということ。

「今日は1時間しかデスクに座れない」という時に、私は頭の中で「この1時間でいくら生み出せるか」「いくらの仕事を何件回せるか」ということをよく考えて動くようにしています。

・リスクが大きいので仕事は後回しにしない

フリーランスとして働く中で、「いつでも仕事ができる」という考え方は一見魅力的ですが、実はそれが大きな罠となることがあります。

子どもが生まれるまでは、原稿の締め切りギリギリに焦って動いたり、ダラダラと時間を浪費してしまうことがよくりました。
しかし、締め切りを守ること、できれば早めに動くことの重要性に気付き、仕事を後回しにしないよう努めるようになったのは出産後からです。

なぜなら、子どもを育てる中で病気や急な用事などは日常茶飯事で、予測できない事態への対応が求められることは少なくありません。
ママになると、計画的に仕事を進めることはかなり難易度が高いと言えます。

子どもが小さい時ほど予定のリスケはしょっちゅう!今も頭が痛いことがしばしば・・・


広報PRの仕事をスタートしたばかりの頃のことです。

とある企業のPRを担当していた際、2週間に一度、定例ミーティングがありました。しかし、そのミーティングの日にかぎって子どもが風邪を引いて保育園を休むことが多く、病院の受診などで打ち合わせに出られないことが度々あったのです。

クライアント様や他のチーム担当者は毎回事情を理解してくれていたものの、「お子さん、いつもミーティングの日になると熱が出るよね」と言われてしまい、どうにも気まずいときもありました。汗

あるあるだと思うのですが、子どもって、大事な予定がある時に限って体調を崩しますよね・・・

けれどもこうした不足の事態というのは、実は子育て期の女性だけの問題ではありません。
フリーランスでの活動は、会社や同僚からのサポートを受けることができる勤め人と違い、自分が動かないと物事が前に進まないという事実と向き合う必要があります。

つまり、先回りして「できるときに集中して仕事を進めておく」姿勢が非常に大事。

「明日で大丈夫でしょ!」と仕事を後回しにすることはリスクでしかないので、仕事はできる時に集中して進めておくことが、結果的に自分の時給を上げ売り上げも上げていくことに直結していくでしょう。

・つねに売上を意識して仕事にとりかかる

仕事を進めるうえで、常に売上を意識することも大変重要です。

今とりかかっている仕事は、一体どれほどの売上をつくり、利益を生み出すのか。それを常に頭の中でイメージしておくだけでも、集中力や成果は変わってくると思っています。

例えば、私はPR案件の契約を獲得するために必要な提案書を作成する際、その提案が通ったとき、どれだけの売上に繋がりスタッフに還元できるかを具体的に計算し、その重要性を再認識するようにしています。

また、私がライター時代に開催していたライター講座や、昨年まで開催していたPR講座でも、同様の考えをもって運営していました。

2016年に初めてライター講座を開催した際、1人2万円で4時間の対面講座を行っていました。当初は銀座で開催し、その後、千葉や神奈川、大宮、また西は大阪、海外の方はSkypeなど、オンラインを含めて各地で講座を開催。
少しずつ実績を積み上げていきました。

しかし、地方での講座は交通費などのコストがかかるため、収益を確保するには集客が欠かせません。
受講者を1人増やすことが数万円から数十万円の売上に繋がるので、大まかな売上目標から逆算して目標受講者数を打ち出し集客にリソースを割くこともビジネスとしてはとても重要で、大きな収益を上げるには必要なマインドです。

日々の仕事でも、具体的な数字をもとに計画を立て、集客と顧客単価の向上を図ることは、ビジネスを成功させるうえではとても必要です。

数字(金額)を常に意識することは、仕事の効率や質を高めることにもとても大事なので、私の趣味は、売上管理簿を眺めることや、電卓を叩くことだったりもします。笑

けどそうやって、常に目標の数字(売上や集客数)を頭に意識していると、単に売上を上げることだけでなく、補助金や助成金、銀行融資という選択も情報として入ってくるようになり、私はそれらをフルに活かしながら組織を拡大して売上も伸ばしていけています。

人間、頭の中の意識以上の現実は作れないので、常に頭の中に何を意識するのか。そこが少しずつアップデートしていくだけでも、売上は変わってくるなと思います。

あっ、旧札・・・!w

・まとめ


これらのポイントを段階的に意識しはじめることで、自然と、徐々に売上は上がってくるかと思います。

時間は誰だって1日24時間しかなく、なかでもママさんだと“自分のため”だけに使える時間は1日に数分もない方も多いと思います。

そんな“自分だけ”の貴重すぎる時間を、どう過ごすのか。
ちょっとでも売上を上げたいのであれば、その時間を最大限に活かすための工夫をすることが大切です。

Time is Money。あなたの1時間は、いくら生み出していますか?

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