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ちょっと山歩き 美味しい山菜 その①

4月からnoteの更新をしておらず、気になっていました。
今回は毎年近くで山菜を採って楽しんでいるので、その様子をお伝えしたいと思います。
家から30分位車で走ると山や渓流に行くことが出来るので、天気が良いときは気軽に山に入っていろいろな山菜を採るタイミングを確認しに行きます。
山菜の種類にもよりますが、タラの芽やコシアブラでは4月中旬ごろから確認しに下見し、適切なタイミングで採りに行くのです。

こんな感じの山で今回はコシアブラを採りました。
コシアブラが出ている森は、日当たりもよく開けている場所で探せます。
今回は1時間だけと決めて山に入ります。


これがコシアブラの木です。表面が白っぽくて、木肌もつるっとしています。
枝の脇や、先端にでているのがコシアブラの若芽です。
写真で見えるのは葉が開いています。
これは葉先が開いたものと、葉先が閉じていてこれから開く若芽です。
指で摘まんでいる黄緑の部分が袴の部分で、軽く袴の下あたりを折って収穫します。


これは筆と言って一番贅沢な部分です。あまり一般には出回ることはないと思います。
でも高級料亭などは好んで筆の部分を食材にしますので、市場では高値で取引されます。


あっという間に腰かごいっぱいのコシアブラが収穫できました。
以前は山に入っても既に誰かに採られていたりしていましたが、
ここ3年くらいは私が毎年1番乗りし、3~4日おきの間隔で3・4回採り続けるを
繰り返しています。
多分ご高齢の方が毎年何人かずつ体調等の関係でここにこれなくなっているのかな?
なんて考えたりしました。

大きさによって仕分けし、料理ごとで使い分ける

筆から大きく開いたものまで、ざっくりと分ける。
開いて少し大きいものは天ぷらにし、次に大きなものはコシアブラの醤油漬け(混ぜご飯用)  醤油バター炒め・混ぜご飯用のタネ(おにぎり用)・筆の醤油漬け(酒のあて)等に料理します。
コシアブラの天ぷら 左上
コシアブラの醤油バダー炒め
コシアブラの混ぜご飯のタネ(左) コシアブラの醤油漬け(右)
酒のあてにもってこい 通をうならせる味です。
コシアブラの混ぜご飯のタネを使いおにぎりにしたものです。


コシアブラの他にタラの芽も出ていたので少しだけ頂戴してきた。
天ぷらもいいけど、一度塩を入れたお湯でさっと湯がきパスタの素材として食べると最高です。
アーリオオーリオのぺペロンチーノをベースに、アンチョビ・ベーコンを加え最後に茹でた
タラの芽をあえて出来上がり。

装備をしてから山に入るようにする                                         せめて熊鈴くらいは身に着けて入山するように!

毎年地元ではクマに襲われたニュースが絶えない。せめて自分を守る装備は身に着けてから入山するようにしましょう。

最近のものではないがクマの爪痕
爪の間隔からするとかなり大きい熊だと推察できる

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