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燻製器を段ボール箱で簡単に作る (ベーコン編)
今回は、既製のスモーカー(燻製器)を使わずに、段ボールで作る方法を
紹介します。
このページではレシピ(塩やスパイスの配合)には重きを置かず、スモーカーを作るということをメインにご紹介します。興味がある方はご参考くださいませ。
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そこで、酒屋さんでもらってきた段ボール箱で同じような構造をもつ燻製器を作ってみます。
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![](https://assets.st-note.com/img/1677213965095-hRw6bCefeY.jpg)
金属の棒4本を用意します。100均などで適当なものを探してください。
段ボールに穴をあけ刺し通します。
上の2本の棒はS字フック掛けに使用し、スモークする食材を吊るします。
下の2本の棒にはステンレス製のトレーを乗せ、材料から出てくる油を受けます。
段ボールの下に2か所縦に切り込みを入れ窓口を作ります。
(そこから、トレーやスモークチップ・炭を入れる)
下に作った窓口を開き、地面にステンレス製のトレー等を置き、チップ材(桜とかのチップ)に火をつけ煙を出します。
※チップを使用しても箱の中の温度はあまり上がりません。ベーコンなどの燻製には温薫といって
箱の中の温度を80度位まで上げてキープしなければなりません。
そこで、炭に火をつけたら別の入れ物を用意し、その中で燃やすようにします。
(燃えているチップからは少し離して置くようにします)
可能なら温度計を用意し、箱に開けた穴から時々中の温度を確認します。
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寝かせ終わったら袋から豚肉を出し、ボウルに入れて少量の水を出し続けながら4時間以上流水にさらし続け塩抜きします。
水から肉を取り出したら、冷蔵庫でラップをせずに丸1日乾燥させます。外気が20度以下ならネットなどに入れて風通しの良いところで1日乾燥させます。
乾燥したらS字フックを豚肉の端に刺し通し、棒に引っ掛けて吊るします。
あとは炭をおこし、チップに火をつけ段ボールの下に置き煙で燻します。燻す時間は3~4時間くらいです。(途中肉を取り出し、S字フックを反対側の端に差し替え吊るしなおします。)
途中蓋の上から肉を確認します。スモークする際、チップにブランデーを少しかけ回し香りを良くしたり、ザラメ砂糖を少しチップに振りかけて肉の色を良くしたりする方法もあります。)
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出来上がったら1時間くらい肉を寝かせます。
食べたらわかりますが、スーパーで買ってくるベーコンと全然違うのが分かります。
カルボナーラを作る際、このベーコンを使用すると店の味を超えます。
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