生きるって難しい。 この一瞬一瞬がだれかの人生を変えているかもしれなくて懸命に生きていても、誰かから恨まれるかもしれない。 そう考えたら生きていくこと自体が重いと思った。 でも1人じゃ生きていけない。 そして、確実に、だれかと過ごすその時間は1人でいるより、自分にとって もっと大きなものになるともわかっている。辛い時苦しい時にそっと抱きしめてくれる人が傍にいるか、弱い心を優しく包んでくれる人がいるか、これって人生においてすごく大事なことなんだと思う。 自分も人を愛して寄り添
西成区を舞台とし、貧困だがどこか温かい居心地の良さを感じる父娘の家。突然消える父。 指名手配犯を｢さがす｣父と、失踪した父を｢さがす｣娘、そして死にたい人を｢さがす｣指名手配犯。 指名手配犯は現実が生み出した狂気的殺人鬼だけど、きっと原田悟を信頼していたのだろう。初めての理解者だったように感じた。 娘のいる善の世界と、指名手配犯のいる悪の世界の境界線を行き来する父。話が進むごとに息が苦しくなるような、''怒り''と似たような雰囲気を感じるような映画だった。 みんな何かを
すごく短くもすごく長くもない。10年。 あと10年しか生きられないと自分でわかってしまったら何をするだろうか。 病んで絶望し世界を遮断する？ 思いっきり遊んじゃう？ 普段通り過ごす？ うーんわからない。 ゆっくり、でも確実にすぎていく時間の描写が美しいようで残酷だった。 命の終わりをわかって生きるほど辛いことはない、命の終わりをわかって見守る家族ほど苦しくて悲しいものはない。 人生で出会った沢山の大好きな人 生まれてからずっとそばにいる家族 自分の人生は大きな愛に包
男の人が好きな男の子と BLが好きな女の子の話。 「彼と私には壁がある、でもその壁は自分を守るためのものじゃない。私たちを守るためのものなんだ。気持ち悪いって思わないように、気を使わせないようにするためのもの。そして彼は自分が嫌いで、私たちが好きだ」 刺さる言葉だなあ。心臓がギューってなる。 ''今はSNSが発達してて理解も深まってる、もっと発信したり影響力ある人が…'' ってよく言うけどやっぱりみんなどこか他人事で客観視してる。実際に目の前にいたらどうなのか。自分にとっ
家族の中で1人だけ耳の聞こえる彼女。 健常者と障害者で分けられてしまう世の中。 ハンデ、不利。やりたいことができない、普通であれば上手くいくことが上手くいかない。 耳が聞こえなくても彼らは誇りを持って生きている。みんな強くて、ごく普通の生活をしている。 彼女が生まれた時母は悲しかったと言ってた。 自分と違って耳が聞こえるから。分かり合えないと思ったから。 でもその間に愛があることは間違いない。 家族の絆ってそういうことなんだろうなあ。 家族は誰も耳が聞こえないのに、彼女
そしてバトンは渡された 家族って？愛って？自分より守りたいものは？ 器用なようで不器用で、憎みたいくらい辛かったのに憎めない母。子供と親の繋がりは特別で、血や戸籍だけじゃない。 人は本当に守りたいものができた時にどうするのかだと思う。 人のことを 親として 他人として 友達として 恋人として どう受け入れて尊重するのか。 「泣きたい時こそ笑顔。笑ってたらラッキーなことが転がり込んでくるよ」 本当かなあと思ってしまった。泣きたい時に笑顔でいられる自信はない。泣きたい時に
note始めてみようと思います🔆
