【Coda あいのうた】鑑賞感想
家族の中で1人だけ耳の聞こえる彼女。
健常者と障害者で分けられてしまう世の中。
ハンデ、不利。やりたいことができない、普通であれば上手くいくことが上手くいかない。
耳が聞こえなくても彼らは誇りを持って生きている。みんな強くて、ごく普通の生活をしている。
彼女が生まれた時母は悲しかったと言ってた。
自分と違って耳が聞こえるから。分かり合えないと思ったから。
でもその間に愛があることは間違いない。
家族の絆ってそういうことなんだろうなあ。
家族は誰も耳が聞こえないのに、彼女が歌を好きで歌が上手い、なんて酷なんだって思った。でもそうじゃないね。耳以外でも歌って聴けるんだね。音楽の力はすごいなぁ。いや音楽の力だけじゃなくて家族の力なのかもなあ。
色々考えさせられた映画。
伝えたいことを真っ直ぐ伝える、それは言葉や態度や表情だけじゃくて、もっともっと色んな方法があるんだと知った。
そして私も私に正直に、強く、誇りを持って、人を信じて、生きていこうと思う。
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