【余命10年】鑑賞感想
すごく短くもすごく長くもない。10年。
あと10年しか生きられないと自分でわかってしまったら何をするだろうか。
病んで絶望し世界を遮断する?
思いっきり遊んじゃう?
普段通り過ごす?
うーんわからない。
ゆっくり、でも確実にすぎていく時間の描写が美しいようで残酷だった。
命の終わりをわかって生きるほど辛いことはない、命の終わりをわかって見守る家族ほど苦しくて悲しいものはない。
人生で出会った沢山の大好きな人
生まれてからずっとそばにいる家族
自分の人生は大きな愛に包まれていて、私は元気に生きている。それがどんなに幸せなことか。それがどんだけ尊いことなのか。そして儚いことなのか。
自分が嫌いになること
絶望すること
死にたくなるくらい悲しいこと
これからの人生の中で沢山あると思う。
でも
自分がこれで良かったよね、とまつりちゃんと同じように胸を張って言えるような人生を歩んでいきたい。
毎日病気と闘ってる人が少しでも早く治って少しでも多くの幸せと喜びに触れられますように。
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