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2021年4月2日「Slackからの卒業」

おはようございます。京都もすっかり、春めいてきました。例年よりも桜の開花が早く、二条城でライトアップされている夜桜の佇みに、ただ感動しておりました。京都の桜って、本当に色々な種類があるんですよね。京都出身でも知らないことばかりです。本当に。


さて、今日は「Slackからの卒業」です。


Slackやチャットワークスなど、仕事の効率性を上げるためのコミュニケーションツールを使用する企業は多いと思います。好きな時に、場所や時間を関係なく、気軽に質問を投げかけることができ、グループチャネルを活用し、ディスカッションにも役立ちます。社内のみならず、お客様やパートナーとのコミュニケーションにも本当に便利です。メールが古くなる時代が来るとは思いませんでした。
昨日のつぶやきで、「卒業」について触れましたが、Synoが3月31日で卒業したこと、その一つに「Slack」があります。チームの拡大、Vietnamオフィスの設立にともない、2018年から公式のコミュニケーションツールとして利用していたSlackを完全に辞める決断をしました。今日は、その理由について今考えているのは以下の5つです。これに関しては、今回の卒業から得られた知見と禁断症状を元に、改めて検証してから、一つ一つ考察していきたいと思います。


① コミュニケーション力への悪影響
② 計画力への悪影響
③ 創造力への悪影響
④ 集中力への悪影響
⑤ 責任力の悪影響


便利でクールなテクノロジー、良い面ばかりが注目されていますが、すべての物事には両面があるように、テクノロジーにも悪い面があるという見解が昨今ようやく出てきたように思えます。テクノロジーを提供するITスタートアップとして、自社が提供する価値の良い面ばかりをアピールし、悪い面に目を背ける。それでは、本当にテクノロジーを理解したとは言えません。両面を客観的に理解し、良い面を伸ばし、悪い面にはどのように付き合っていくか?それを考えていく上でも、身近なテクノロジーを一旦遮断する経験、そしてそこから生まれる禁断症状を自ら体験する。これは、今後次々と出現する新たなテクノロジーに対してうまく付き合っていくヒントを体得できると思います。制約の中から生まれる知恵。チーム皆で身をもって考えていきたいと思います。


↓二条城の夜桜。何があっても変わらない価値。それをテクノロジーで蓋をしてはいけないと思う。

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