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交通事故とお利口ちゃん

こんにちは!なぜか昼間でもワラワラと出てきてゼリーを食べているカブトムシに、せっせと新しいゼリーをあげたり、ひっくり返らないように枝の位置を工夫したりと、もはやカブトムシの召使いと化している 毛玉好きの獣医です。


やっと外出可能になったので、そろそろ散歩に行こうかとワクワクです。今日久しぶりに車に乗りました✨ちょっと運転下手くそになってました(笑)


今日は運転したこともあるのでクルマ関係でお話を。

動物の交通事故 

について。

春になり、野良の子猫ちゃんが産まれてきています。もう少し大きくなって自分で移動するようになると、増えますね…交通事故(ノД`)

車に轢かれた猫さんをみつけると心が痛みます。しかし、お外で生きていくためには車に轢かれないような生活の仕方を覚えなければいけません。厳しいですね。

まだ生きている可能性がありそうな場合は、車を止めて様子を見に行きますが、今まで助けてあげられたことはないです。轢かれる現場に居合わせたこともあるんですが、見に行ったときはもうダメでした。なかなかドラマのヒーローように役に立ったりはしないものですね。


野良ちゃんは、実際のところ誰も轢かれないようにするのは難しいと思うんです。

減らしていけるのは、飼い犬さん飼い猫さんの事故です。ワンちゃんなら基本はリードをして散歩に出ますし、猫さんは室内が多いので、脱走されなければ基本大丈夫。


と思うじゃないですか。


そこが 油断 です。


今まで10年以上の臨床の現場で、何度か交通事故に遭い 担ぎ込まれてきた子がいました。その殆どの子が 

とてもお利口ちゃん

なんです。

いつもは足元から離れてどこにも行かないような、吠えたりしないような子。

だから、家の前へ新聞を取りに行く時に、車に荷物を取りに行く時に、近くの動物病院に行く時に

つながないで出てしまうんですね。


そして、大きな音に驚いて走ったりしてしまうそうです…。


断言してもいいと思います。ヤンチャな子はほぼ轢かれません。飼い主さんが理解しているからです、ウチの子はリードをしなければ大変なことになると。

気をつけてほしいのはお利口ちゃんを飼っている方

絶対、後悔しないようにして下さい!


ワンちゃんならリードかキャリーに。猫さんならキャリーに、必ず入れてください!


以上、毛玉好きの獣医でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます! ちょっと聞いてみたいことなんかも募集しています、お気軽にどうぞ