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大企業の障害者雇用に就活して内定をもらった話

ITエンジニアが嫌になり転職を目指す過程は前回の記事で。



転職先の条件

今回は障害者雇用枠への転職となりますが、転職先に4つの条件を求めました。
それは
①特例子会社では無いこと
②大企業かつ有名企業であること
③障害者にも健常者と同じように成果を求めること
④学歴不問であること

です。

なぜこれらの条件を求めたのか、1つずつ解説します。

①特例子会社では無いこと

特例子会社とは、障害者の雇用を促進し、安定を図るために、親会社によって設立された子会社のことを指します。
特例子会社で働いていたとなれば、ほとんどの場合障害者であることが推察されます。

つまり、特例子会社に勤務後、更に転職しようとした場合、過去の会社名から障害者であることがバレてしまう可能性があります。

今後の就職を常に障害者枠で働くという考えであればこの条件は必要ありませんが、私はまだ一般の枠で働く可能性を残したいと考えています。
なので、障害者バレを防ぐために、特例子会社を避けました。

②大企業かつ有名企業であること

せっかく障害者枠で働くなら、一般枠では入社できなかったような大企業、有名企業で働きたいと考えました。
福利厚生、ボーナスの額、会社のステータス、何に魅力を感じるかは人それぞれですが、私はせっかくならテレビで見たりするような大企業や有名企業で働きたいと思いました。

③障害者にも健常者と同じように成果を求めること

障害者雇用の求人を見ていると、「配送物のしわけ」、「清掃」、「データ入力」など、単純作業を求める内容も少なくありません。
もちろんそれで満足な方はそれで良いのですが、私は普通の社員と同じように働きたいと考えています。(今まで一般枠で普通の社員と同じ働きをしていました)
ですので、障害者にもしっかり仕事を任せる会社を選びました。

④学歴不問であること

障害者雇用の求人で大企業を調べると、条件に大卒を求めていることが少なくありません。
私は大学を中退しているので、学歴不問であることを条件にしました。

就活の結果

10社にエントリーし、書類審査が通過したのは1社だけでした。
その1社の面接や適性試験を乗り越えて、希望した会社に就職することができました。

待遇について

以前勤めていた会社と月給は変わりません。
しかし、ボーナスの額が上がったり、様々な手当がついたり、福利厚生の面からも待遇が良くなりました。
何より有名企業で働けることが楽しみで仕事に対するモチベーションが上がったことが一番のメリットだと思います。

採用された会社はまだ公表できませんが、落ちた会社は公表できます。
気になる方は、ツイッターのDMでご連絡ください。

大企業でハラスメントを受け、告発した話は次の記事で。


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