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障害者雇用で上司からハラスメントを受けたので告発した話


障害者雇用で大企業に採用された経緯は前回の記事で↓


私が働いている会社

現在私が働いている会社は、社員数数百名、資本金数億円、大きなビルにオフィスを構える、一般的に言う大企業です。
部署も多岐に渡り、私は会計を担当しています。

上司からのハラスメント

入社して数ヶ月間、定期的に上司との面談が設定されていました。
その度に病気のことを聞かれたり、私生活を聞かれたり、この時点で嫌な気持ちになっていました。

決定的に私がハラスメントだと感じた件は、上司が私の服薬に口出ししてきたことです。
「服薬の量が多いのではないか?」
「こんな服薬で安定して働けるのか?」
「入社時にこんな話は聞いていない」
等、医者でも無いのに私の服薬に口出ししてきました。

会社への告発

上司には嫌な感情を持ちましたが、それ以上に、
「この会社は精神障害者を差別するのか」
を確かめたくなりました。

そこで、会社のハラスメント対策部署に今回の件を報告し、会社として今回の一件をどのように考えるのか、会社という組織自体に問いました。

ハラスメントの調査

ハラスメントを告発してから数日後、担当者から面談の申し出があり、そこで事の経緯をお話しました。

「上司に謝罪や処分を求めるか」

と聞かれましたが、

「謝罪も処分も要らないから、会社としての見解を正式な書面で交付して欲しい」

と答えました。

その後、上司にも聞き取り調査が行われました。
そして一週間後、会社としての見解が報告書として送られてきました。

調査結果

私に送られてきた報告書の内容をまとめると、
「服薬と仕事量に相関関係があるとは言えない。上司の対応は不適当だったと言える。今後の再発防止のために上司を厳重注意処分とする」
とのことでした。

その後

上司とは、仕事のことのみ話すドライな関係になりました。
私としては、差別や偏見がなくなればいいと考えているので、この結果に満足しています。
会社がハラスメントを認めて、正式な書面を交付したことにも満足しています。

次の記事は2024年5月頃に書く予定です。


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