見出し画像

語学学校には通うべきか

ワーホリに行きたい!そんな気持ちが突然あなたに雷雲の如く浮かんできたとしよう。ちょうどこのメルボルンのクソ天気のように。(メルボルンの天気はクソです)

そんなあなたがまず決めなければいけないこと、それは語学学校に行くべきかどうかである。

「海外に行くだなんてそんなの私の人生にあるわけないない!」

そんなことを思っている人も多いだろうが、かくいう私も1年前、今日の私が1年後にオーストラリアの僻地の水の止まった家にベットの上でトイレに行けないから尿意を紛らわせるためにnoteを書いているだろうなどとはとても想像出来なかった。

実際、今日この家の水が出なくなるなんてつい6時間前までは想像もつかなかったことだ。

そんな予測もつかないことも人生には多々あるため、もしもの時のあなたのためにこのnoteをぜひ読んでみておいてほしい。


そもそも語学学校とは

まず、語学学校というものについて説明していきたい。

語学学校とは、第一言語が英語じゃない様々な国籍の外国人が通学し、英語で英語を学ぶ学校である。オーストラリアでワーキングホリデーなら、最大4ヶ月間通うことが可能である。

もちろん私もそこで様々な国籍の人達と知り合って、仲良くなれた。それは大変良いことなのだが、語学学校が英語を学ぶのに最適かと聞かれるとそんなことはない!!

「なぜなら英語が第一言語の友達が誰1人できないからだ!!!」ガーンッ!

そうなのである。聞いた感じとても素敵な語学学校とやらだが、できた友達に英語がペラペラな人がいないのだ。

その上、語学学校には通常入学前のテストの点数でのクラス分けがあり、できる友達も英語能力的には大体同レベル。居心地はとても良いが、英語の能力が上達するかと言われれば微妙である。

あともう1つの理由としては、国籍に割と偏りがある、という点である。割合としてはタイ6割、日本2割、南アメリカ系が1割、残りフランスなどという感じである。

オーストラリアだけなのかもしれないが、タイ人がどこの語学学校にもめちゃくちゃ多い。それでいてタイ人の英語はもはやタイ語なのである。

百聞は一見にしかず、論より証拠、鬼に金棒、タイ人にタイ語。とりあえずこの動画を見てほしい。

この動画、ほんとに語学学校内でのタイ人と日本人(自分含む)の会話の音そのままみたいな感じだ。もうまじで冗談抜きで、タイイングリッシュを理解できるようになるために語学学校に通ったと言っても過言ではない。

体感で英語が上達してきたなと感じる時は大体英語そのものではなく、タイイングリッシュに耳が慣れてタイ人と話せるようになってきた時だと後から気づくことが多い。それくらいに日本人には聞き慣れない英語なのだ。


私は語学学校には合計で、ワーキングホリデービザで行くことのできる最大値の4ヶ月間通ったが、別に2ヶ月とかでもよかったかもなとも思う。

だがこれはただの結果論であり、例えるならピザ4切れでお腹いっぱいになったから、4切れ目に食べた1枚だけ食べれば良かったなと思うくらいアホな考えである。

まあなにが言いたいかというと、実際4ヶ月通ったことで英語力は格段に上がったと思うし、友達もたくさん増やすことができ、結果的に充実した海外生活を送るためには必須であったと思う。

また、英語の勉強をちゃんと頑張ればクラスのレベルを普通よりも早めに上がることや、IELTSなどのコースに(私の学校は)移動することが可能だったので、ちゃんと英語の勉強をしようと思えばできると思われる。

しかしながら増える留学生に対し、先生の数が足りておらず、先生ガチャに外れるとテキストだけをやるひどい授業などもあり、運が大きく作用してくることもあることを伝えておきたい。


余談ではあるが最後に1つ、どうせ留学するなら日本人となんて絶対につるまないんだからっ!的な日本人のことが好きなのに避けちゃうせっかく海外いるんだしツンデレみたいな考えの方が大いにたくさんおられることだろうと思う。

しかし言っておこう、これは間違いである。私も初めはそのツンデレを発動させていた身であったのだが、どう避けようとも自分の外国人の友達の友達が日本人だったり、そもそもクラスの4割くらいが日本人だったりと、避けると生活に支障をきたすレベルに避けることが難しい。

また、海外に知り合いなどがいるならまだしも、日本人とつるまずに、家やバイトやファーム、語学学校開催のスピーキングクラスなどお得な情報を手に入れることは不可能である。

英語が喋れないから英語を上達させるために外国人とだけ友達になっても、語学力が低いため結局日本語に頼ることになるし、英語がもし既に十分ペラペラであるならば日本人を無理して避ける必要はない訳で、どちらにせよつるみすぎるのは良くないことだが避ける必要はないのである。


長くなってしまったが、あなたの楽しいワーホリライフを願っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?