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noteはじめました。

 「デザインコンサルティング事業部GRAPE」ということをはじめました。なぜこんな名称をつけ、何が目的なのか、ご興味のある方はご一読いただければと思います。
 ケイズデザインラボをご存知の方もそうでない方もおられると思いますが、弊社は3Dデジタルの領域を中心に活動をしてきた企業になります。創業から、3Dツールの提案・販売だけでなく、スキャンサービスを行ったり、イベントを開催したりと幅広く活動をしてきましたが、このあたりの紆余曲折は、話し始めると非常に長くなるので、またの機会に。
 さて、そのケイズデザインラボは3Dデジタルツールという耳慣れない高額機材を販売しながら、デジタルツールの活用方法を実践して、デザインもしてしまうというマルチアビリティを売りにしてきました。長く活動をしていくと、そういった複数の個性があるがために、企業として誤解を招いたり、望まないみられ方をしてしまうことも多くなってきました。
 そこで、デジタル領域のデザインやコンサルティングに特化してビジネスを行っていこうという意思表示のため、昨年から「デザインコンサルティング事業部」という部署を立ち上げて、今年ようやく本格的なオープンとなりました。具体的に何をやっていくのか、事業部紹介の文章を掲載しておきます。

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近年、デジタルマニュファクチャリングツールは本格的な普及を始めています。それに伴い、3Dデータを用いたデザイン手法に注目が集まり、コンピューティショナルデザイン、ジェネレーティブデザインなどの導入を検討されている、というご相談を多く受けるようになりました。
そのようなご相談に対し、デジタルツールの提案から、受託サービス、技術の立ち上げまでを包括して実施する事がデザインコンサルティング事業部GRAPEの事業部のミッションです。

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と、硬く書いておりますが、要は
『デジタルと切っても切れない関係になってきたものづくり(マニュファクチャリング)を、デザインから教育まで、包括的にサポートします。』
ということです。

 レイモンドローウィは「口紅から機関車まで」と謳われていましたが、弊部ではプロダクト開発とそれにまつわる組織づくりや教育までをコンサルティングできればと考えています。ものを作るために必要なデジタルデザインの知見は、我々の中に揃っています。
 これからのデザインやものづくりは、「デジタルマニュファクチャリング」ということを抜きには考えられなくなると予測しています。3Dプリンターを筆頭に様々なデジタル加工機(デジタルマニュファクチャリングツール)の技術革新で、今までの製造方法の見直しや量産という概念の変換が、もうあと数年で起こります。製造拠点を日本に!ということも、あながち非現実的な夢物語ではなく、10年後の製造業を考えていかなくてはならないタイミングに来ていると強く感じます。
 このnoteでは、そのような市場動向を取り上げ、デジタルマニュファクチャリングの実践事例などの情報発信を行っていきます。

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