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TEMA10-2:経営陣(Directiva)

クラブの理事会との関係はスポーツサイドの成功に欠かせないものです。
クラブの代表者と親しくなり親密な関係を築くことは、クラブのポテンシャルを最大限に引き出すために以下のようなことを実現するための基礎となります。

具体的な目標

どのクラブでもスポーツサイドの管理を始める際に最も重要なポイントは、理事会の明確な目的を知ることです。

時には彼らが達成したいことがはっきりしていないこともあります。
重要なことは、現実的で達成可能な一連の目標を設定しその達成のための合理的な期限を設定することに取り組むことです。

目標達成の評価分析ができるように短期目標(週次・月次)を設定することは、仕事のどの部分が間違っているのか、自分達の強みは何なのかを見極めるために欠かせません。

なぜなら、多くの場合、敗北やさまざまな出来事によってチームの雰囲気が最初に設定された目標から遠ざかってしまうからです。

経済的側面

スポーツディレクターは経済面を忘れてはいけません。
スポーツサイドと経済発展のバランスを模索することで中長期的に安定することができます。

今日のサッカーではスポーツと経済を切り離すことはできません。
スポーツサイドでチームが勝利しても利益が出なければ、スポーツの結果が悪いのと同じように致命的な問題となります。

クラブは起業家が運営していたり、直接企業が運営していたりします。
彼らは投資を正当化するために数字を必要としています。

これらの理由から、クラブが経済的にうまく機能するためには予算に厳しくクラブの財政運営に関わるダイレクターになる必要があります。

パートナー

プロのサッカークラブあるいは育成年代のサッカークラブでは、経営のさまざまな側面について継続的に連絡を取り合う理事会のメンバーが何人かいることがよくあります。

・スポーツの結果
・トレーニングの側面
・経済・金融面
・制度関係
・会計面
・仕入れと予算

複雑なことですが、それぞれの面で誰がパートナーなのかを指示文で明示して、それぞれの問題を対応するパートナーと処理することを明確にしなければなりません。

クラブでは利害関係が常に存在しているので、自分が影響を受けないように細心の注意を払う必要があります。

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