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TEMA4: 育成組織のスポーツダイレクター②

トップチームと下部組織の目標の確立が基礎になります。

・競合型 (Competitivo)
・育成型 (Formativo)
・育成-競合型 (Formativo-Competitivo)

競合型モデル
(Modelo competitivo)

・幼少期から結果を出すことを重視。
・トップチームのための選手育成
・自前のプロクラブであること
・厳選された下部組織の選手
・獲得の最大化の重要性
・より多くの経済資源
・より良質でより多くの指導者の確保の機会
・寮制度の可能性

育成型モデル
(Modelo formativo)

通常は包括的な育成が目的の基本として設定されます。
勝利ではなくフットボールを最大限楽しむことが目的とされます。

・市庁舎に後援や推進されたサッカースクールの典型です。
学校、小さな町や村のサッカークラブ、非営利団体や財団によって運営されるスクールも含まれる。
・選手は選抜されていない。才能や能力に関係なく年齢によってグループ分けされる。
・理事会にとって全てのチームが同様の重要性を持っている。成人チームや高校生年代のチームを置かない。
・能力のある選手は最終的により競争力のあるチームに移る傾向にあります。
・メソッド的な計画はなく、あったとしてもグループの均質性の欠如のためにかなり難しくなります。
・時々(NGOや財団において)、サッカーでの成長とは全く違った側面が育まれる活動があることもあります。

育成-競合型モデル
(Modelo formativo-competitivo)

包括的な育成が第一の基本的な目的としてあることは変わりませんが、フットボールに対する知識を可能な限り深め、出来る限り高いレベルで勝負しようと試みます。

・私立のフットボールクラブの典型です。
重要な選手が一定数所属していたり、セミプロフェッショナルのクラブ、中規模の街や大都市のクラブ。
・一般的には選手は選抜されていませんが、評価されれば、年齢でのグループ分けでなく能力によってグループ分けされることもあります。
・全てのチームが同様の重要性を持っていて、あるチームが他のチームより多く資源を割り当てられることがないのが通常です。
・質の高いトレーニングを提供するために、資格を持っている指導者やアシスタント(キーパーコーチ、フィジカルコーチなど)を頼るのが通常です。
・将来プロになるかどうかにかかわらず、独立したスポーツ選手として成長するには最適の場所です。
・広範囲なメソッド計画があるのが通常です。
・才能のある若い選手をより多く確保するためにプロクラブも取り入れようとしているモデルで、「クラブを豊かにする」ソーシャルスポーツとしての機能を発展させています。
・これらのクラブはプロクラブと提携をし、才能のある選手を放出したり、ビッククラブから選手を引き取ったりすることがあります。

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