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【古民家改装-01】やさしさに包まれながらの大掃除


引き継ぎ古民家を
本屋&ギャラリーとして
オープンするため準備中の私です。

古民家を使わせていただく許可を得て
改修工事に入るまでにすべきこと
それは

大、大、大掃除!



前回の記事でこの古民家は和菓子屋さんだった。
というお話をしました。

その雰囲気が残っていて
当時使用されていた棚や椅子、包装紙など
劣化は見られますがほとんどそのままの状態で
大家さんから手渡していただきました。
和菓子屋さんでも洋風な感じですね。
他にもいろいろ売っていたのかもです!

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※ここは入口正面の空間。

ソファの色がかわいくてなんだか心解れます。
座りながらお客さんと会話を楽しんで
いたのでしょうか。
ランプも好みです〜。

こちらはお菓子を作っていたであろう場所。

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思い出溢れたものに囲まれた古民家と
『使ってください』と言ってくださった
大家さんに感謝して

はりきって片付けよう!

と気持ちを固め少しずつ進めていました。
しかし、
片付けても減っている気がしない。笑

※当初は2.3人で少しずつ片付けていました。

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これじゃあかん!と思い
手伝ってほしいと
声をかけたところ

大好きな幼馴染、親友をはじめ
現場監督経験者の方
元大工の方
近所の方々

みなさん快くかけつけてくれて
私以上にテキパキ動いてくれました。

そのおかげで
2ヶ月くらいかけてきれいにする計画が
大幅に短縮され、2週間もたたないうちに
すっきりきれいに!

ででん!

before

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after

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カメラ目線ありがとう友よ笑

これまたででん!

before

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after

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本当にがんばってくれてありがとう!
と写真を見返す度思いが溢れます。

物がたくさんあるなぁ。と思いながら
一部屋ずつ片付けていきましたが
部屋ごとにしっかり物が整理されている
感じがしました。


仕事で使っていたであろう
伝票や封筒、紙類は輪ゴムでまとめてあって
書類関係は箱にきちんと格納されている。
ご家族の衣類、小物など
何が入っているか箱に記入してあって
趣味で描かれていた絵画セットも
しっかりまとまっている。


この家は
最期はお母様おひとりで
住われていたそうです。


手書きの文字から丁寧に日々を過ごし
物を大切にされていた方なんだろうなぁと
想像できます。


友だちが手伝ってくれている時
ミシンやタンス、壁の落書きを見て

「懐かしいなぁ、
なんか泣きそうになるなぁ」

と、目に涙をためて伝えてくれました。

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※タンスのシールを眺めてしみじみ

ただ捨てるだけではなく
住んでいた方のことを思いながら
丁寧に片付けてくれる姿を見て
すごく嬉しくなったのと
何て優しくて素敵な子なんや。と
私も泣きそうになりました。


片付けの後は
埃で鼻の中が真っ黒になっていたけれど

それでも
『楽しい!毎日でも来たい!』
と言ってくれる姿に惚れ惚れ。
誇りの友です。


そして
一番キツかったであろう床を剥がす作業も
黙々と手伝ってくれた大好きな幼馴染。

『いやぁきつかったけどみんながんばってたから
私もがんばろうと思えた〜』
と伝えてくれてこれまた私は感動です。

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前職を活かし
屋根を解体してくれた優しい方も!

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他にもたくさんの方のおかげで
スムーズに終わり
一歩、進むことができました。
みなさんのやさしさで包まれまくった
大掃除期間でした。

私がこうして
写真に納め、振り返ることができるのは
心に余裕をくれたからです。

ひとり黙々とやっていたら
まちがいなく
心折れてます。笑
不安を楽しみに変えてくれたこと
本当にありがたいです。

やさしさに包まれたなら
目にうつる全てのことはメッセージ

ーやさしさに包まれたなら 松任谷由美


ユーミンの歌の歌詞が
私の心を揺さぶります。
本当にその通り。

みなさんの行動力が
私の活力となって
大切に丁寧に育みたい!と
改めて思わせてくれました。

たくさんのメッセージ
本当に本当にありがとう。
めちゃくちゃ伝わりました。

そんな想いを噛みしめながら
ユーミンを聴いてまた明日から
楽しみます!

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