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ナラティブに半生を語ることで今のアップデートにつながるという話

Grand Story Inc.のおちです。

少し前のことなのですが、僭越なことに「eiicon lab」さんに、私の半生を語るインタビューの機会をいただきました。

普段は、過去に囚われず今に向かい続けることでしか人生は拓けない、と言い聞かせているですが、いざこうして過去の原体験を丁寧に遡ってみると、普遍的なプリンシプル(原理・原則)や価値観を再認識できてとても有意義な機会をいただけたと感じています。いわゆるセルフリフレクション的が深まった感覚。その感覚をなんとなく言語化してみました。

すべての一期一会・環境・局面で自らの役割を果たそうと真摯に向き合うこと。その全力の「葛藤・苦慮・足掻き・もがき」が「学び・ブレイクスルー」につながり、新たな自己を支える「実践哲学」と「陶冶」となる。だからこれからもひとつひとつの経験を丁寧に昇華し、捉え直し、そのサイクルを繰り返すことで新たな「活き方」へ拡張と収歛を繰り返していこう。そしてこれからも今に向き合い、真摯に愚直に足掻き続けていこう。

さて、そんな個人的な振り返りはさておき、こうしたナラティブなアプローチは、普段の人と対話したり、コーチングやメンタリングで受け取っている感覚にかなり近いと感じました。

つまり、今の自分がかつての自分とナラティブに対話することは、コーチングやメンタリングでも感じる相互のエネルギー向上、エネルギー交換の感覚がもたらされるということと本質的に同じだなぁと。

裏付けもなくあえて直感的に申し上げると、自らを正しく客観視し、内省・内観を深め続けられる人には、誰かのコーチングを受ける必要はあまりない。

答えは自分の中にある、を信じて自らと丁寧に対話するセルフリフレクションは過去の原体験を振り返り、内省・内観を深めることで、元気になったり、心のOSアップデートを実感できる理由がシンプルにわかった気がしました。
(注:過去のことを学びに昇華し、割り切れていない場合はむしろ逆効果)

ナラティブがエネルギーを発生させるとは?

このナラティブな対話によるエネルギー発生の考え方はこの図が分かりやすい。

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ナラティブは言うなれば「個人的な経験を語ること、個人としての物語」
友達や信頼のおける人物が語ること」にしか耳を傾けない。そこで注目されているのが、同じ世界観を共有するユーザー同士のナラティブをどのように発生させていくか。
※いずれも出展はこちらのブログ:
 https://q-b.co.jp/blog/2018/12/827.html

昨今、多くの企業が社会と組織と社員が幸福な有機体として、新価値創造に向かっていくために対話を深める方法(例:1on1)を推進していることも、まさにナラティブアプローチのひとつ。

ただ、私の実感値として、多くの日常的な活動シーン(職場や家庭など)でナラティブな対話ができる場面は極めて少ないと感じています。
だからこそ、私たちはサードプレイスの必要性を強く感じ、IKIBITO Transition Academy(ITA)をつくりました。例えるならば、いきつけのバーやスナックのような、自分が自分らしく居られる場所ですね。

私はITAを、心のど真ん中で活きる「活き人」を目指す、その価値観・世界観を共有する仲間と、ナラティブな「問い」と「対話」を深め、自己受容を伴った変容、大いなる自己との出会いを目指す場所にしたいと考えています。私自身の経験からも、孤独なリーダーには自分とナラティブに向き合える心のよりどころのような場所、そして高い熱量でブレイクスルーを相互交換・相互支援しあえる仲間との場所が不可欠だと感じてきました。

最後に告知です。
ITAより「IGNITION」という2ヶ月間のプログラムをリリースし、現在オリエンテーションイベントを絶賛開催中です。興味関心のある方(法人・個人)からの個別相談も承っていますので、詳しくは上位の公式サイトよりご参照ください。(受講検討者には個別メンタリングもさせてもらってます)


最後は宣伝みたいになってしまいましたが、ナラティブなつぶやき記事として、徒然に書かせていただきました。




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