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日本に旅行に来たまま帰れず11ヶ月が過ぎ東京で出会った幸せ

こんにちは〜。グランドの晶です。四国から東京に戻ってきて間もなく四ヶ月間経ってしまいました。コロナのことで、上海に帰れず、今まで毎月どこかへ旅に行ったり、友達に会いに行ったりすることもできなくなり、東京に閉じ籠り、ひとりぼっちになって、今までなかった寂しさを味わっています。

ある日、本屋で本を探す時、こういう言葉に触れました。

「自分を解放し、
今この瞬間を愛そう。
今いる場所がどこであろうと、
あなたはいるべき場所に、いるべき時にいる。」

読み終わった瞬間、心の扉がパッと開けた感じがしました。
そうですね。わたしの潜在意識には、ここにいるべきではないわたしは、ここにいる。その意識と現実の間のギャップから、不真実で遊離している感じがしています。今はここにいる意味は見えなくて戸惑っているんですが、自分のやりたいことを信じ続けて、諦めずに、考え続けて、行動し続けて、きっと、いつかここにいる意味をわかってくるでしょうね〜。

まず、現状を受け入れることが大事ですね。そして、「置かれる場所で咲きなさい」と言われた通りに、ここにいる毎日をどう彩るかと考えることが前向きですね。もう一度、身の回りの東京を見つけ、感じよう。と心境を変えて再出発しました。

出社のルートを変えてみました。

表参道駅を降りず、青山一丁目で降りて、
外苑の銀杏並木を通り抜けて、会社に行きました。

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コロナを問わず、外苑の銀杏はまた黄色くなってきました。
通り抜けることで出会った私たち、あの瞬間で明るい笑顔になっていましたわ。
そうだね、黄色いも、冬の色でもありますね。

東京の「文壇」に行ってみました。

前はコレクトした「文壇BUNDAN」カフェに訪れ、
ベーリング行き列車の紅茶と
鹿児島離島由来のヨロン丼を味わわせていただき、
昭和のおしゃれなおばちゃんとおじちゃんに出会いました。

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芥川のコーヒーもあるし、夏目漱石のあたたかいチョコレートもあります。
味わいながら、あの方のあの瞬間を共感している気持ちになっていました。

前川國男の自邸に訪れました。

日本の近代建築の発展に貢献した建築家前川國男の自邸。
昭和17年に建てて、78年後でも一目惚れになり、
憧れる住空間です〜。
(日本の建築デザインもすごい!感心しました!)

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無印の前に「狆」に出会いました。

無印に入った瞬間、だれかに見つめられている気がして、
振り返ってみると、あ〜可愛い子がいた!
店の前に「留守番」している感じ〜。穏和で大人しくて
可愛くて見惚れていました。

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「中国人ですか〜」と突然に声をかけられて。
「はい、そうです〜」と答えながら、あぁ飼い主戻ってきたことに気づきました。
「これは、狆(ちん)と呼びます。
祖先犬は、中国から朝鮮を経て日本に渡ってきた。
チベットの小型犬と見られて、ペキニーズとも系統的な繋がりがあるそうです」
「あぁ、そうなんですか。『狆』という文字は中国にはないようですわ」
「そうかもね、日本に来て改良した上で、狆が生まれた」
「なるほど。いい勉強になりました〜。
ところで、この子たちは、どういう関係ですか」

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「え〜お母さんは〜?」「今日は留守番です〜」
ハハハ(笑)〜愛情たっぷりな大家族ですね!

観光客として、銀座1丁目から散歩をしました。

観光客に大人気な銀座。今どうなっているんでしょうか。
と好奇心を持ちながら、飛び込みました。

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休みの日の銀座。道路の真ん中を歩くと、
まるで映画の世界を歩いているような感じがしました。
観光客はいない銀座。ちょいさびしい〜、けど、これは日本人が好きな元の銀座の姿でしょうかな。

歩きながら、ギャラリーのようにデザインしたショーウィンドウに魅了!
街をまるでアートにラッピングしているようです。

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このまま、毎日を旅のように今を生きようと思います。今までなかった角度で、もう一度東京を発見したいと思います。
「自分を解放し、今この瞬間を愛する。今いる場所がどこであろうと、わたしはいるべき場所に、いるべき時にいる。」

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