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子供の玩具とバカにできない「ベイブレード」のデザイン

皆さん、遊んでいますか? 私は遊んでいます。そう、ベイブレードでね...!

ベイブレードはタカラトミー社のロングセラー商品で、いわゆる現代版のベイゴマです。1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

おそらく社会人であろう皆さんが頭をフル回転させている最中、私はそんな「コマ」をグルグル回しています。"超"高速回転です。

今回は学生時代、3度の飯よりタカラトミーが好きだった私が、その英智が結集されている至極の玩具「ベイブレード」について語ります。

子供の玩具とバカにせず、騙されたと思ってその素晴らしさに目を通して頂ければと思います。では3.2.1.ゴーシュート!!


ベイブレードとは

ベイブレードは先述した通り日本の伝統玩具であるベイゴマを改良したものです。相手を弾いて場外へ出したり、相手より長く回転を持続した方が勝ち、というゲーム性はベイゴマと変わりません。ベイブレードはここから主にデザイン性・カスタム性を向上させたもので、これまで

・プラスチックを外装に、重りとして金属を搭載した「爆転シュート ベイブレード」

・主要なパーツが金属製になった「メタルファイト ベイブレード」

・安全性に配慮し、新ギミック「バーストギミック」を搭載した「ベイブレード バースト」

の順に進化を遂げてきました。

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私の少年時代は爆転シュート ベイブレード〜メタルファイト ベイブレードで、特にメタルファイト世代では高速回転する金属を素手で掴んで怪我をする仲間が続出したのがいい思い出でした。

現在も続く大人気シリーズの「ベイブレード バースト」ではそんな子供の怪我にも配慮しつつゲーム性を向上させたバーストギミックが登場します。これについては別の機会で紹介しますのでここでは

・ベイブレードはベイゴマの現代版らしい
・ST(Safety Toy)基準をクリアした安全な玩具らしい

ということだけでも覚えて頂けたらと思います。

さて、舞台はベイブレードの深淵へ!ベイブレードが何故面白いのか?その仕組みについてお話しします。


ベイブレードのシステム

ベイブレードの一番の魅力はやはりカスタム性にあります。

世代によって呼び方は違いますが、現在ではレイヤー・ディスク・ドライバーと呼ばれる3つのパーツで構成されています。役割は以下の通りです。

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これらの主要3パーツと他パーツの組み合わせは無限大!いくらでも自分好みのベイブレードを追求することができます。

攻撃性の高いベイブレードにするもよし、防御に回るもよし、はたまた相手の隙をつく変わり者にするもよし。とにかくどうすれば他の友達に勝てるのか?を試行錯誤できることにベイブレードの一番の価値があります。

「PDCAを回す」という言葉がありますがベイブレードの「計画を立てて、実行して、評価して、改善する」という流れはまさにそのものです。その上で勝利の喜びや負ける悔しさを感じることは子供の成長に最も重要なことではないでしょうか?ベイブレードこそ至極の玩具だということをもう素直に認めましょう(布教)


素材とデザインとベイブレード

レイヤー

ベイブレードはデザイン×素材×機構の組み合わせも魅力的です。

子供心を刺激するデザインは勿論、メタルをふんだんに使った攻撃力の高いパーツ、左回転×ラバーで相手の回転力を吸収し続けるパーツ、戦いの最中に形状が変わるパーツ、アッパー形状で相手を跳ね上げるパーツなどなど...パーツのそれぞれに強みがあってロマンが溢れています。

近年では電力で回転力を補給するパーツもあったりとか........

またベイブレード本体と別に、ランチャーと呼ばれるコマを回すための道具にも紐の長さで回転数があがる!火花が出る!などの違いがあります。

火花を出しつつST基準を通してしまうタカラトミーのベイブレード担当者の変態さには感服します(笑)


まとめ

さて、これまでベイブレードの魅力について話して参りましたがいかがだったでしょうか。興奮状態で筆を進めたので分かりにくいかもしれませんが、少しでも魅力が伝わっていれば幸いです。

ろくろばっか回してないでコマを回す大人になるため、個人で、お子さんと、遊んでみたいと思われた方はこちらのベイブレード/ランチャー/スタジアムがセットになっているスターターセットをおすすめします!

もし実際に購入された方はコメント頂ければいつでも私の最強のデッキで応戦します(笑)
それでは!



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